ベースを買ったけど何やったらいいかわからない!
- 弾き方がわからない
- 楽譜はどこで手に入れるの?
- 楽譜の見方がわからない
せっかくベースを手に入れたものの、演奏するために何から手をつけていいか迷っていませんか?
難しく考えることはありません。必要な道具を手に入れたならば、後は好きな曲を弾いて楽しむだけです。
まずはこの記事を読んで、楽譜の準備から実際に弾いてみるまでの流れを見てみましょう。
もしもまだベースを購入していないのでしたら、こちらの記事を参考にエントリーモデルの購入をおすすめします。
目次
とりあえず曲を弾けるようになるための弾き方
指弾きorピック弾き? ←どっちでもいいよ!
ベースの弾き方は大きく分けて、指弾きとピック弾きがあります。
どっちで弾くかの決まりはなくて、好みで選んでしまってよいので好きな方で弾いてみましょう。一応それぞれの特徴をまとめてみます。
指弾き
人差し指と中指の2本を使って弦を弾く方法です。
ピック弾きと比べて柔らかい音になります。また、弦の移動が多いフレーズや、早いフレーズにも対応しやすいので難しい曲にも比較的対応しやすくなります。
ポップスからジャズまで幅広く対応ができます。
3本指や4本指を使ったピッキングをする人もいますが、だいたい2本で足ります。
ピック弾き
ギターと同じようにピックを使って弾く方法です。
指弾きと比べてガツンとした硬い音になります。勢い重視のハードな曲や、音圧が欲しい場合はピック弾きの方がいいかも
なんといってもロックにぴったりな弾き方です。オーバードライブなどで歪ませても映えます。
ピックは意外と消耗品なので少々のお金がかかります。ネットだとひとつ50円くらいから購入できます。
「正しい弾き方」は気にしなくていい
指弾き、ピック弾きどちらにしても、正しい弾き方はどんなだろう?と気になるものです。
指の置き方や、ピックの持ち方など様々な意見がありますが、私は「自然に弾いたやりかたが、その人にとっての正しい弾き方」だと思っています。
弾き方については色々な人がいろんなことを言っていて、何が正しいのかわからん状態です。言い換えれば、みんなそれぞれの正しい弾き方を持っているということです。
プロでも変なフォームで弾いている人もいるくらいなので、自分なりに弾きやすい方法で弾いていればOKです。
とりあえず曲を弾くための楽譜の探し方
最初はタブ譜で演奏してみよう
楽譜にも色々な種類がありますが、一番わかりやすく直感的に理解できるのがタブ譜です。
タブ譜はギターやベース専用の楽譜で、指板上の押さえる場所をそのまま譜面にしているので、迷うことなく練習がすすめられるのが超メリットです。
ほかの楽譜、例えば普通の五線譜などだと、楽譜を読む→音を理解する→指板上でその音を探す。というステップになりますが、タブ譜だと、楽譜に指板の場所も指示されている→指示のまま弾く。となります。
音楽の予備知識ゼロでいけるので最初は迷わずタブ譜です。
タブ譜はとてもわかりやすくて便利な反面、頼ってばかりいると、音楽理論などの知識がなかなか身につきにくいです。1年くらいして演奏することに慣れてきたらぜひコード譜に挑戦してみましょう。
自分でベースラインが作れるようになったりとベースの楽しみ方の幅がグッと広がります!
楽器屋でバンドスコアを購入しよう
楽器屋などで販売されているバンドスコアは、殆どがタブ譜で書かれているものばかりなので、こちらを購入して楽譜を準備しましょう。普通の書店でも大きなところならば楽譜が置いてあるのでチェックしてみましょう。
バンドスコアはアーティストごとに何曲かまとまって収録されているものや、一曲ごとに切り売りされているものなどがありますので、お好きなものを選びます。
ネット上で楽譜をデータ販売しているところもありますが、実際に練習するときには紙であったほうが見やすいので、楽譜データを購入する場合は印刷して使うことをオススメします。
楽譜を無断でネット上にあげることは著作権上NGなので、タダで入手しようとしてもダメです。
ちなみにコード進行には著作権がないため、コード譜であればネット上で簡単に入手することができます。ただし歌詞つきのものはダメです。
あとは練習あるのみ
楽譜を入手できたら、あとは練習あるのみです。
少し弾けるようになってきたら原曲と合わせてみると、1人でもバンドアンサンブルを体験できます。
ベースの低音はとても響くので、自宅などではヘッドホンをしたほうが良いです。このときパソコンを持っているならばオーディオインターフェースを用意することで、youtubeなどの音源とベースの音をいっぺんにヘッドホンに流せるので便利です。
またスマホ用のオーディオインターフェースも販売されているのでこちらを使っても練習が捗るでしょう。
次のステップ
最初はいろんな曲のバンドスコアを準備して、とにかく手がよく動くようにすることが一番です。
ベースの弦はとても硬いので、最初は指が痛くなって豆ができたりしますが、ずっと弾き続けていくことで指の皮も厚くなり鍛えられていきます。
コピーにも飽きてきたら、コード譜への挑戦や、バンドを組んでオリジナル曲を作ってみたり次のステップに進んでいきましょう。