ギターベース用のポジションマークの追加加工は、調べてみると結構良い値段がする。
ざっと調べたところドットマークで1箇所あたりでおおよそ3000~4000円くらいが相場のようで、21フレット仕様の場合で6~8万円程度かかる計算。
今回erlickの5弦ベースにポジションマーク追加を検討し、最終的にポジションマーク用のインレイステッカーを貼ることにした。
結論として、想像以上に耐久性も視認性も高くインレイステッカーで十分使えることがわかった。
✔︎この記事の内容
ちなみにポジションマーク用のインレイステッカーはアマゾンで1500円程度でした。
加工するより遥かに安いのでとりあえず試してみたいならばかなりおすすめ。

気に入らなかったら剥がせるし、見た目確認にも使えることがわかった
今回対象となったのはelrick(エルリック)のシングルカット仕様の5弦ベース。知名度が低く人前に出すと微妙な反応をされる。サウンドも使い勝手も素晴らしいベースです。
24Fなのでポジションマークがたくさん必要。画像は拾い物です。

目次
動機:ポジションマークが必要な理由
言わずもがなポジションマークは演奏中に指板上で迷子にならないためのガイド。
初心者のころを思い出せばポジションマークをもとに3フレット、5フレット。。とか一つずつ抑えるところを確認していたはず。
ポジションマークのない楽器
楽器の演奏に慣れてくると、手の感覚でポジションがわかったり、今鳴らした音との相対的な音感で次に鳴らす音がわかってくるので、だんだんとポジションマークに頼らなくなる。
そのためか特に高級なモデルのベースなどにはポジションマークがついていなかったり、ネックサイドに小さくあるだけだったりする。
今回対象のエルリックもサイドにドットがあるだけのデザインでした。
多弦ベース、スケール違いが感覚を狂わせる
問題になるのが、多弦ベースや、スケール違いのベースに持ち替えたとき。
特にスケールが異なるとフレットの感覚がずれるとために、左手の感覚が当てにならず指板上で迷子になりやすい。
私は長く34インチのジャズベースを主に使っていたので、35インチの多弦ベースは感覚が異なり、演奏中にどこを弾いているのかわからなくなる。15フレット以上はもうお手上げである。

しかもショートスケールも弾いたりするので、持ち替えると脳がバグる
ポジションマークのない指板はカッコいい。しかしうまく弾けずもどかしい気持ちが強くなってきたので今回ポジションマーク追加の検討を始めた。
ポジションマーク追加の検討
初期検討時点では、リペアショップに持ち込んで追加工してもらうことを考えていたが、色々と不安も多かった。
✔︎追加工の懸念点
- 費用が高い
- 見た目が悪くならないか
- 高価なベースに手を加える抵抗感
費用は冒頭に記載した通りで、今回24Fの場合だと8万円前後となる見込み。私には少々高価でした・・・。
またポジションマークを追加したことで見た目がダサくならないか、実際に加工してみないとわからず悩ましいところ。
そして何よりハイエンドクラスのベースに加工を入れることの抵抗感があり、なかなか追加工に踏み切れない状況が続きました。

いざ加工するとなると結構躊躇してしまう。。
ポジションマーク用のシールがあることが判明
これらの問題全てを一挙に解決するアイテムが売っていました。
これは指板に直接貼るシールであり、そのままポジションマークとして使える代物。
つまり楽器を加工せずにポジションマークを得られる。今回の私にぴったりです。
ちなみにブロックインレイや装飾性の高いデザインが各種ラインナップあり、どんなデザインが似合うか色々と試せる。
価格はデザインによって1000~2000円程度(執筆時点)。早速購入してみました!
実際にインレイステッカーを使ってみた
今回購入したのがこちら。Jockmoのインレイステッカー ドットマークタイプ。

見た目は銀色で丸い普通のシールです。。。本当に大丈夫なのだろうか。
貝殻のような光沢がなく銀一色なので、チープな感じは否めない。
貼り方
貼り方は、適当なサイズに台紙をカットし指板の貼りたい位置において上から密着させるやり方。
✔︎貼り方
- 指板の汚れを落とす
- シールを適当なサイズにカットする
- シールを指板に置く
- ピックなどで上から擦り密着させる
試しに3フレットにステッカーを貼っていきます。

本当ならば一度弦を取った方が良いのでしょうが、面倒なのでこのまま作業します。貼る前に軽く指板の汚れをクロスで拭き取っています。

ハサミを使って台紙から必要な分だけステッカーを切り取ります。

シールの位置を微調整しながら、貼りたい位置に合わせていきます。面倒で弦を取りませんでしたが、弦があった方が位置極めの目安になって便利でした。

指板のセンターからずれないように慎重に

位置が決まったら透明フィルムの上から硬いものでシールを上から擦り、指板に密着させます。
先の尖ったものを使ったり、力を入れすぎると指板に傷をつけてしまうので注意

十分に密着させたら、透明フィルムを剥がして完成。結構しっかり張り付いてます。

この調子でどんどん貼っていきます。10分くらいで終わるイメージ

今回はスタンダードに3, 5, 7, 9, …と貼ってみました。見た目は全然違和感なし。
張ってみた様子

ものの10分ほどで全てのポジションにシールを貼り付けることができました。
✔︎張ってみた感想
- 見た目の違和感は殆どない
- 演奏上の問題も全くなし
- 拍子抜けなほどポジションマークとして全然あり
チープに見えたシールも、指板に張って少し離れた見れば全く違和感なし。多分言わなければ誰にも気づかれないです。
シールなので若干の段差がありますが、直接指が触れるわけではないのでこれも全く気にならない。
正直ダメ元でしたが良い意味で期待を裏切られました。全然ありです。

もうこれでいいじゃん。ってほんと思った
粘着力も十分(貼り直し確認)
全て貼った後に、シールを貼る位置を間違っていることに気がつき、貼り直すことに。図らずもシールの粘着力を確認することに。

一度貼ったシールは爪で何度も引っ掻いてようやく剥がれた。かなりしっかりと指板と密着しており、普通に演奏している分には剥がれ落ちる心配は殆ど無さそう。

また剥がした跡が指板に残るようなこともなく。剥がれにくく、剥がす時は綺麗にとれることが確認できた。
ちなみに、シールにはサイズ違い含め多めに入っているため、貼り間違えても予備として使うことができた。

今後の懸念事項
まだ貼った直後の状態なので、今後長く使用していき耐久性を確認していきたい。
✔︎長期使用での懸念事項
- 汗などでシールが剥がれる?
- 指板メンテオイルなどで剥がれるかも
- 長期使った場合剥がしたときに跡がつくかも
どの程度持つか今後検証しつつ、とりあえずは今の状態で使っていきたい。
結論:お手軽無加工でポジションマークが入れられる!
まっさらな指板のベースに、インレイステッカーを使ってポジションマークを追加できました。
改めて実際にやってみた結果をまとめます。
✔︎インレイステッカーでポジションマーク追加
- 低予算、無加工でお手軽にできる
- 色々なデザインが試せる
- ポジションマークとして十分使える
冒頭でも触れましたが、インレイステッカーは色々なデザインが売られているので、気になったものを手軽に試せるのも魅力。

無加工のいいところ。気軽に色々試せる。
将来的にちゃんと加工してもらう場合でも、自分のイメージにあっているか事前確認のために貼ってみるのもありかも。
色々と使えるインレイステッカー試してみてください。


















→結論、お試しならばシール代用で十分使える。