「pulsar PCMKで使えるPBTキーキャップが欲しい」
「ロジクールのキーキャップって使える?」
✔︎この記事の内容
- pulsar PCMKにロジクールG715キーキャップを使ってみた
- pulsar日本語配列のキーサイズ注意
普段キークロンを使用していて不満はなかったけれど、色々なキースイッチとキャップを試したい欲が出てきたところ、ベアボーンを購入してカスタマイズすることを考えた。
日本語配列のTKLサイズでベアボーンとなると選択肢も少ないが、中でもpulsarが安くて評判も良いので購入してみることに。
日本語配列キーキャップは適当なものを準備しようと考えていたら、pulsarのキーサイズに合うものが少ないことが判明した・・・。
ただでさえ種類の少ない日本語配列キーキャップ、ちょうどいいものは入手困難かと一瞬諦めた
色々調べた結果、ロジクールのG713/715(オーロラシリーズ)の交換用キーキャップが同じサイズとの情報を得たので実際に購入。試したみた!
※amazonレビューはキーキャップ互換性の貴重な情報源です。レビューに感謝。
目次
pulsar PCMK TKLを紹介
キーキャップの話の前にpulsar PCMKのベアボーンを簡単に紹介。評判通り、キーボードとしてはかなりおすすめ度高いです。
✔︎Pulsar PCMK TKL日本語配列ベアボーン
- 貴重な日本語配列ベアボーン
- 約8000円と比較的安価
- キースイッチとキャップを選んで組み立て済みで購入も可能
カラーは白黒2種類ラインナップあるが、今回は白を選んだ。
アルミのトップに、背面がクリアケースになっていてPCB基盤が見える。褒める人が多いが正直自分の好みではない。
使っている分にはクリア部分は見えないので、あまり気にならなくて良かった
ゲーミングキーボードの位置付けらしくLEDあるけれど、専用のソフトでOFFに設定可能(簡易操作でもOFFできるが、一部LEDが点灯が残るためソフトで完全OFFしている)。
静音のためのウレタンなども標準で入っており、全体的に作りがしっかりしていて値段を考えたら十分納得のキーボードです。
Pulsarキーキャップ合わない問題
本題のキーキャップの話。
当初キークロンk8(JIS TKL)からとったキーキャップをそのまま流用するつもりだったが、スペースキー周りのサイズが合わないことが判明した。
日本語配列キーボードの宿命。製品によって大きさが異なることが多い
仕方がないので他のキーキャップを探すことになり、色々調べたところ3つの方法があるようだった。
✔︎Pulsarキーキャップの解決方法3つ
- Pulsar公式からキーキャップのみ購入(材質:ABS)
- ロジクール公式からG715キーキャップを購入(材質:PBT)
- スペースキーなど個別で入手し組み合わせる
それぞれのメリットデメリットをまとめる。
1.Pulsar公式からキーキャップのみ購入
Pulsarの本家からキーキャップのみ販売されている。公式なのでもちろんサイズは合う。
✔︎Pulsar公式から買う
- 安い(2700円程度)
- カスタマイズ感がない
- 材質がABS
良いことは安いのと、公式ならではの安心感。
一方で、せっかくベアボーンでカスタマイズを楽しもうとしているのに、公式キャップでは面白みがなさすぎる。
楽しみがなさすぎるし、それならば最初から組み立て済みで良い
また材質がABSらしいので、なおのことスペシャルなキーボードを組もうとする気持ちを萎えさせる。
選択肢が少ない中、あまり贅沢は言えないけれど公式キャップは最終手段にしたい。
2.ロジクール公式からG715キーキャップを購入
大本命、ロジクールG715の交換用キーキャップ。amazonレビュー情報からPulsarとサイズがぴったりとのこと。
✔︎ロジクールG715キャップを買う
- ちょっと高い (約5000円)
- ロジクール公式からのみ購入可能
- 3色ラインナップ(白、ピンク、緑)
- 材質:PBT
ロジクールのG713/G715、オーロラシリーズの交換用キーキャップとして販売されているもの。
オーロラシリーズのコンセプトから可愛い系の色になっている。無難に白が一番使いやすそう。
そして何よりPBTであること。貴重なPBT日本語配列キーキャップです。
サイズもぴったりでしかもPBT。ありがてえ
3.個別で準備して組み合わせる
いくつかのキーを別々で購入して組み合わせる方法。一応方法の一つと思うが正直面倒くさすぎてやりたくない。
✔︎バラバラで買って組み合わせる
- 必要なサイズを確認、売っているところを探して出して買い集める
- スペースキーとなど個別で販売されている
- 非常に手間がかかるので非推奨
一応、amazonなどでもスペースキーなど一部のキーのみ販売されていたりしますが、そもそも何のサイズなのか調べたりと手間がかかる。
さらに厄介なのはスタビライザーとの取り付けの問題。これは実際にキーキャップを入手してみないとわからない。
別々のセットから寄せ集めると、キーの配色もごちゃごちゃになったり心配事も多い。
US配列用キーキャップは取り付けできても印字内容と入力内容が合わなかったりするので、これも妥協できるかポイント(もはや些細な問題かもしれない)。
キーキャップ収集も楽しめる人なら苦じゃないかも
ロジクールG715交換キーキャップで解決!
ということで変に冒険することもなく、ロジクールのキーキャップを購入しました。
余談ですが、ロジクール公式で注文後数日経っても注文確認メールが来ず、1週間くらい経ったあとに何の前触れもなく配達されてきました。
後で知りましたがロジクール公式のショップは対応が悪いようで、注文確認・発送が遅い、問い合わせても返信がないなどよくあるそうです。
物がいいだけだけにサービス対応が悪いのが勿体無い。流石に届かないことはないと思うので気長に待とう
また購入時に日本語配列、US配列の選択などもなく。注文時に小さく「日本語」と書かれているのみで心配でしたが、しっかり日本語配列用のものでした。(そもそも日本でUS配列を展開していない可能性)
届いたもの事態は綺麗な状態。梱包状態もとくに問題はありませんでした。
取り付けてみた様子
早速取り付けてみました。情報通りのジャストフィット!!
白のPulsarに白キーキャップがまるで違和感ない。既製品のような完成度。
印字デザインもpulsarオリジナルと似ていて、シンプルで良い感じ。
各種キー印字内容もほぼpulsarと同じですが、右下のaltがアプリケーションキーになっているのだけ異なる。(上の写真、fnとAppキーが逆だったので後で直しました)
これくらいは許容範囲。私の場合そもそもmacメインなのでキー印字違いは最初から了承済み
問題だったスペースバーもぴったりです。
LEDを透過するタイプのキーなので、印字部分もしっかり光る。
横からの写真撮り忘れましたが、OEMプロファイルで一般的な形状。そしてPBTの固くさらさらした質感でタイピング感も上々。
想像以上の出来栄えに大満足
改めて貴重な情報を投稿いただいたamazonレビューに感謝したい。
本体:Pulsar PCMK ベアボーン白
キースイッチ:WS silent linear
キーキャップ:Logicool G715
キースイッチWSのサイレントリニア軸、静音性が素晴らしいので別の機会に記事にします。
まとめ【pulsarベアボーンにはG715キャップ】
これまでの内容をまとめます。
✔︎Pulsarとロジクールキャップの組み合わせ
- 全てのキーがジャストサイズ
- 白ボード+白キャップは既製品レベルで見た目相性良い
- PBTキャップの打鍵感良好
- LED透過
pulsarベアボーンの現時点でのベストアンサーではないでしょうか。
欲を言えばキャップカラーやデザインにバリエーションが欲しいところですが、それは本当に欲張りなのでちょうど良いキャップが見つかっただけでも嬉しいです。
ここから一部キーだけ交換するのが良いかも。カスタマイズのベースにもちょうどいい。
pulsarPCMKのキーキャップでお困りの方はご参考ください。
pulsarベアボーンにロジクールG715のキーキャップがジャストフィットだったので紹介。PBT製で最高の組み合わせ。