一人暮らしでつかう家具選び、どんなインテリアにしようかと悩むのも楽しいですよね。
中でもソファはお洒落部屋の定番アイテムでもあり、ベッド以外のリラックススペースとしてぜひ置きたいものです。
しかし、一人暮らしでソファを買って後悔した・・という人も多いことをご存知でしょうか。
ソファは場所も取り、大型家具なので簡単に捨てることもできず、引越しも大変などなどのデメリットもあるのです。
そこで一人暮らしでのソファのメリット、デメリットをまとめつつ、ソファに変わるおすすめとしてアウトドアチェアを部屋で使うことを提案したいと思います。
これから新生活、また模様替えをお考えの方は是非参考にしてみてください。
一人暮らしにソファをオススメしない理由
ソファを置きたい理由
まず改めてソファを部屋に置きたい理由を考えてみます。
- お洒落な部屋にしたい
- リラックススペースが欲しい
大体はこのような理由になると思います。それぞれについてみていきます。
1.お洒落な部屋にしたい
実際ほとんどの方がこちらの理由ではないかと思いますが、ソファはお洒落部屋の定番アイテムであることは間違いないでしょう。お洒落部屋には必ずソファが置いていあると言っても過言ではないです。
ソファにもデザインが様々あり、すでにいくつか目星をつけているかもしれません。「絶対にこれがいい」と思えるソファがあるならば、それをインテリアのメインに置いてほかの家具を配置していくことで理想の部屋になると思います。
もしもまだ「お洒落な部屋にしたいけど、迷っている」ならば、あなたにとってソファは不要かもしれないのでこの記事を最後まで読んで、判断材料の一つにしていただきたいです。
2.リラックススペースが欲しい
休日などにゆったりと過ごすスペースとしてソファが欲しいとお考えの方も多いと思います。
コーヒーや紅茶を片手にリラックスできたらとても素敵ですよね。
「とくにこだわっている訳じゃないけど、ソファがいいのかな」と思っているならば、これから紹介するアウトドアチェアもオススメなのでぜひこちらもチェックしてみてください。
一人暮らしにソファをオススメできない理由
私は一人暮らしにはソファよりもアウトドアチェアをオススメしています。
ここではなぜソファはオススメできないかの理由をあげてみたいと思います。
場所をとる
なんと言ってもソファは場所を取ることが一番の理由です。
住まれる部屋の間取りにもよりますが、一般的に一人暮らしならば多くの方が1ルームや1k、1DKあたりではないでしょうか。
これらの間取りは居住スペースが実質一部屋分となり、ここにベッドや机、テレビ、本棚などの家具が置かれてきます。6~8畳くらいの部屋だとこれらを置いただけでいっぱいになってしまうことでしょう。
ここにさらにソファを置くとなると、かなり狭く窮屈な印象になってしまいます。
大型家具なので簡単に捨てられない
ソファは大型家具になるので、不要になったからといって容易に捨てられるものではありません。
引越しや、友人にあげたい場合などでも簡単に移動ができないので、一度置いたらなかなか小回りが効かないのもデメリットです。
クッションがヘタってきた、違うデザインにしたいなど購入してからも買い換えたくなることがありますが、簡単入れ替えることもできないので、本当にほしいソファがあるのでなければ「とりあえず」でソファを置くことはオススメしません。
ベッドの代わりにはならない
映画などでソファをベッド代わりにして生活しているシーンがあって、ちょっと憧れたりしますよね。ソファをベッド代わりにすればスペースも空いて一石二鳥です。
しかし実際に試してみると、ソファで寝るのは想像以上に大変です。
ポピュラーな2人掛けソファだと狭くて足が飛び出ますし、肘掛を枕代わりにしようと思ってもちょうどいい高さや柔らかさのものを選ばないと首を痛めてしまいます。
大人が横になれる大きさとなると、3人掛けソファくらいでないとまっすぐ横になれませんが、一人暮らしの部屋に3人掛けソファは存在感が大きすぎるでしょう。
シーツや掛け布団の問題
仮に気持ちよく寝られるソファが見つかったとしてもまだ懸念点がいくつかあります。
1.シーツはどうやって敷くか
寝ている間に汗をかくので、最低限シーツだけでも敷いておきたいところですが、普通のソファだと上手く敷けそうにありません。また、汗の湿気がクッションに吸収されていくのも衛生面で不安なので、日中によく乾かせる環境が欲しくなります。
2.掛け布団はどこに置くか
寝るときに必要な掛け布団も、日中はどこかにしまっておかなければなりません。布団はかさばるので収納するところがないと置きっぱなしになってしまいますが、それではインテリア的にNGです。
一人暮らし部屋にソファがあっても良い場合
いずれ二人暮らしになるかもしれない
恋人とだらだら過ごすにはソファは最高の場所です。横に並んでテレビをみたりゲームをやったりできるので、2人で生活することがあるならばソファはとてもオススメです。
今は1人でもそのうち2人で過ごすことがありそうならば、多少手狭でもソファを置いてもいいかもしれません。
床に布団を敷いて寝る場合
ベッドではなく、布団を敷いて床に寝るスタイルならば部屋のスペースが広く取れるのでソファを置いても違和感がないと思います。
夜寝る場所と日中リラックスできる場所が分けられてメリハリがつくので、よい生活サイクルになりそうです。
一人暮らしならソファよりもアウトドアチェアがおすすめ
ここからはソファの代わりにアウトドアチェアをオススメする理由を説明していきます。
私自身も独身時代は1ルームにアウトドアチェアを置いてくつろぎスペースとしていました。
室内にアウトドアとは変に感じると思いますが、実際に使ってみるととても便利でアウトドアグッズはデザイン性も高く、インテリア的にもグッドなのでとってもオススメです。
アウトドアチェアとは
アウトドアチェアとは、その名の通り屋外で使う椅子のことで、こんな感じのものです。
キャンプなどで使用する布製の折り畳みの椅子で、一度はみたことがあると思います。一見部屋に置くイメージが湧かないと思いますが、アウトドアチェアは多くのメリットだらけなのです。
一人暮らしにアウトドアチェアをオススメする理由
折り畳み式で使いたいときだけ広げられる
アウトドアチェアは基本的に折り畳み式になっているので、使うときだけ出す、使わないときは仕舞うことがとっても簡単なのが一番のメリットです。
出しっぱなしにしておくと部屋が狭い・・という場合も普段は折りたたんで部屋の隅に置いておき、使うときだけサッと広げて使うことができるので、部屋のスペースを有効活用することができます。
部屋が狭いけどリラックススペースが欲しい・・・というリクエストにぴったりなアイテムなのです。
アウトドアグッズは組み立てなどが簡単にできるように工夫されており、広げるも畳むのも一瞬で殆ど手間がありません。
軽くて扱いが簡単
逆に普段から出しっぱなしにして使う場合でも、掃除や模様替えなどで移動させたい時がありますよね。そんなときでもアウトドアチェアは軽いので扱いが楽です。
もともと持ち運び用に設計されているので簡単に折りたたんで収納ができ、車があればどこでも運ぶことも可能なので屋外で使ったり、人にあげたりと小回りがききます。
使わなくなったら折りたたんで押し入れにしまっておくこともできるので、買った後で「やっぱり違ったかも・・」となってもどうにかなる安心感があります。
・折り畳み式なので使いたい時だけ広げられる
・軽いので移動が楽
耐久性があり汚れにもつよい
アウトドアグッズは耐久性が求められるので、とにかく壊れにくく頑丈に作られているものが多いです。モノによっては軍隊などで使用されている超本格的な機能性素材をつかった製品などもあります。
アウトドアチェアも、ある程度知名度のあるブランドのものならば作りもしっかりしており、耐久性はもちろんのこと、汚れても拭き掃除ができる素材のものも多くとっても実用的です。
普通のソファだとうっかり醤油やワインをこぼしてシミになってしまうものでも、アウトドアチェアなら比較的きれいに汚れが落ちるので、いろんな意味で雑に扱ってもOKなのが心強いところです。
・耐久性があり汚れにもつよい
デザインが豊富
最近はYouTubeやアニメなどをきっかけのアウトドアブームもあり、アウトドアグッズにもデザイン性に優れたアイテムがたくさんラインナップされています。
いかにもアウトドアな無骨なデザインもかっこいいですが、柄物やカラフルなデザインのものもあるのでインテリアに合わせて選べます。
部屋の中のほかの家具もナチュラル系やアウトドアスタイルでまとめれば、インテリア全体にも統一感がでてお洒落な部屋が作れるのでオススメです。
値段が安い
一般的なソファに比べてアウトドアチェアはとても値段が安いです。
普通のソファでは安くても1万円〜、おおくは3〜5万円前後ではないでしょうか。これに対してアウトドアチェアは安くて3000円程度。高くても1万円以下に収まるものが殆どです。
これだけのメリットがあって、しかも圧倒的に安いんです。すごくないですか。
・デザインが豊富で気に入ったものが見つかる
・ソファよりも圧倒的に安い
オススメの室内用アウトドアチェア
リクライニング機能付き
背もたれが後ろに倒れるリクライニング機能つきのチェアでリラックス効果アップ。そのまま寝てしまいたくなる気持ちよさです。
リクライニングと同時に足元が持ち上がって、オットマンを使っているかのように体が伸ばせるタイプのものもありますので、とことんまったりしたい方はリクライニング機能つきがオススメです。
座面が深く沈むもの
座る部分の布がピンと張っているタイプと、ゆるくたわんでいるタイプがあります。
よりリラックスを求めるならば、座面がゆるく張ってあるタイプがおすすめです。こちらは座った時に体の形に合わせて椅子全体で包み込んでくれるので、ハンモックやビーズソファのような心地よさがあります。
室内で使うときの注意事項
床を傷つけないようにカバーをつける
アウトドアチェアは屋外でも安定して設置できるように、床と接地する部分がトゲトゲになっていることがあります。そうでなくても、ハードな環境に耐えられうように硬い素材でできていることがあるので、フローリングなどを傷つけてしまう恐れがあります。
ホームセンターや100円ショップなどで椅子ようの足キャップが売られていますので、キャップを取り付けておくと床の保護のためにも安心です。
私は賃貸の床をひどく傷つけてしまったことがあるので、傷対策は行っておくことを強くオススメします。
最後に
以上が、一人暮らしにはソファよりもアウトドアチェアをオススメする理由でした。
ソファのデメリットを殆ど全て解消しつつ、自分にぴったりのものが見つかれば最高のリラックススペースとなります。
背もたれの後ろに収納があったり、肘掛にはドリンクホルダーがあったりと紹介しきれなかった細かいポイントもあります。一度使ってもらえればその使い心地にやみつきになるかもしれません。
是非お試しを!