「メルカリでエフェクターや機材を売りたい」
「梱包するときなどの注意点を知りたい」

✔︎この記事の内容
- メルカリでエフェクターや音楽機材を売る時の注意点・梱包方法
- 紹介文の例
エフェクターなどの音楽系機材は需要も高く、使わなくなったものをメルカリなどで売りたいと考えている人は多いはずです。
メルカリでは出品から発送まで個人で行う必要があり、慣れないと戸惑うことが多いと思います。


メルカリで機材関係を中心に50点以上売ってきた私が、音楽機材を売る時のポイントをまとめて紹介します。
目次
販売ステップの確認

メルカリで機材を売る時のステップはこんな感じです。
✔︎機材を売るステップ
- 売る機材を選ぶ
- できるだけ綺麗に掃除する
- 商品を出品する(紹介文/写真)
- 落札後の連絡・商品梱包
- 到着後、評価して終了
1.売る機材を選ぶ
とにもかくにも売りたい機材がないと始まらないです。メルカリではどんな機材でも大体売ることができます。
✔︎メルカリで売れる機材
- 基本的になんでもOK
- 汚れ品や壊れていても買い手はいる
エフェクタなどは普通に使っていても傷がつきやすいですが、使えればOKと考えて落札する人が大多数です。
以外なものが売れたりするので、「これはダメかな?」と思うものでもダメ元で出品してみましょう。


2.できるだけ綺麗に掃除する

売りたい商品が決まったら、出来るだけ綺麗にクリーニングしましょう。
✔︎商品が綺麗だとこうなる
- 写真映えがする/売れやすくなる
- 受け取り後の評価が落ちにくい
メルカリでは購入者は写真を見て商品の状態を判断します。できるだけ商品も綺麗に写るようにクリーニングは必須です。
またクリーニングを実施していることを紹介文に書くと、それだけで信頼できる出品者だと印象が良くなります。商品到着後の評価にも影響するでしょう。

3.商品を出品する
いよいよ商品を出品します。出品の流れは以下です。
✔︎出品の流れ
- 商品の写真を撮る
- 紹介文を書く
- カテゴリ、状態などを選択する
- 金額を設定する
こちらも一つずつ説明いたします。
例としてアギュラーのTLCコンプレッサーを売る体で話を進めます。
商品の写真を撮る

メルカリでは商品検索すると商品の写真と値段しか表示されません。
商品に興味を持ってもらえるか最初のきっかけとして写真の見栄えはとても重要です。
✔︎見栄えのする写真
- 商品全体が写っていること
- 暗すぎない/明るすぎないこと
フィルターをかけてお洒落な雰囲気にしたくなりますがやめたほうが無難です。商品そのものをリアルに伝えたほうが購入者も納得してくれます。
こちらの写真はフィルターあり。


つづいてフィルターなしです。



商品をアングル別に撮るほか、傷や汚れなどピックアップしたい部分があればこれも写真に載せます。
アングルの違う写真、インプット/アウトプット部分。

キズの写真などは、キズ部分がわかるようにすると良いです。

また箱や説明書など付属品もあればこれらの写真も入れましょう。


音楽機材の場合、インプット/アウトプットやコントロールがどうなっているかも知りたい情報なので写真でまとめて紹介するとわかりやすいです。
✔︎あったほうがいい写真
- 別アングル写真
- 汚れ、傷部分
- 付属品
- インプット/アウトプット、コントロールなど
紹介文を書く【例文】

紹介文も超重要ポイントです。よく一言二言だけしか書いていない人がいますが、いかにもガサツで面倒くさがりな感じで、安心して取引できないと思いませんか。
紹介文は商品の状態を説明する場所ですが、出品者の性格が一番でる部分でもあります。この出品者は安心できる。と思われる文章を意識が大切です。
✔︎紹介部に書くべき内容
- 商品の販売範囲(箱付き、説明書つきなど)
- どこで購入したものか/手放す理由
- 商品説明、アピールポイント
- その他一言
商品の販売範囲
販売するのは何か。を明確にします。
本体だけなのか、箱などの付属品があるのか。購入者と認識の違いがあるとトラブルの原因にもなるので必ず記載したほうがよいです。
たとえばこのように書いてあるとわかりやすいです。

どこで購入したか/手放す理由
商品がどういう経路で入手されたものか、なぜ手放すのかがわかると安心につながります。
こんな感じで書いてあると、背景がよくわかるので印象がよくなりますよね。

商品説明、アピールポイント
音楽機材に関しては、そもそも特徴をよくわかっている人が購入されることが多いので、スペックなどの基本的な情報は改めて説明は必要ないと思います。
ここでは実際にその機材を使った感想や、どのように使っていたかなどの体験談を語ると効果的です。
などと書いてあると購入者側も音や使い勝手のイメージができ、購入意欲に繋がります。

その他一言
取引上などで伝えたいことがあれば最後にコメントしましょう。
✔︎たとえば
- 値下げ交渉歓迎です/値下げは考えておりません
- クリーニング実施済みです。
- ジャンク品であることをご理解の上ご購入ください
- プチプチに包んで発送します
などなど、あとでトラブルになりそうなことは特に念を押して記載していたほうが良いでしょう。
カテゴリ・状態などを選択する

カテゴリは良いとして、注意するべきは商品の状態です。
自分では綺麗な状態だと思っても、購入者からは状態が悪いと見られることもあり得ます。
商品の状態は自分が思ったところよりも一つ下げて設定しておくのが無難です。

金額を設定する
金額に関しては各々納得できる価格にすれば良いのですが、一応決め方としては同じ商品の検索してみて、相場に合わせるのが定番です。
✔︎金額設定のテクニック
- 競合がいなければ金額を上げる
- 競合の商品(写真/紹介文)が悪ければ金額を上げる
しっかりとした商品紹介はそれだけで付加価値が(少しだけ)つきますので、競合の商品紹介の質が低ければすこし高めに値段設定してもいいと思います。

金額まで設定できたら出品です。購入者が現れるまで待ちましょう。
メルカリでは古い商品はどんどん検索されにくくなるので、いいねも付かないようであれば一度出品を取り消し、再度出品し直すのが良いです。
4.落札後の対応・商品梱包

商品が落札されたら、商品の発送準備を行います。
✔︎落札後にやること
- 購入者へお礼と準備状況を連絡
- 商品の状態確認(最終チェック)
- 商品の梱包・発送
落札されてからはスピード勝負です。(焦ることはありませんが。。)対応が早いほど購入者へ良い印象を与えることができます。

お礼と準備状況の連絡
商品の準備を行う前に、取り急ぎ購入者へ連絡を入れます。
「ご購入ありがとうございます。早速商品の発送準備に取り掛かりますのでしばらくお待ちください」
こんな感じで良いと思います。相手からの返信がなくても状況は逐一報告しておいたほうが良いです。
商品の最終チェック
梱包する前に商品の最終確認をします。
とくに保管中に汚れがついてしまったり、埃かぶっていたりしますので再度軽くクリーニングを行います。

商品の梱包・発送
商品の梱包も超重要ポイント。商品を傷つけずに届けるだけでなく到着後の評価にも影響が大きいので特に念入りに行う必要があります。
✔︎音楽機材の梱包
- 袋をかぶせて防水
- 全体をプチプチで包む
- クッションを入れた段ボールで発送
まず本体を袋に入れて防水に備えます。私はジップロックを使っていましたがビニール袋でもしっかり閉じれば問題ないと思います。

袋に入れた状態の商品をプチプチで包んでいきます。(ウチにプチプチがなかったので写真はありません・・・)
段ボールにクッション(新聞やコピー用紙を丸めたもの)を詰めて梱包。


5.到着後、評価して終了
商品が到着し受け入れ確認されたら、出品者と購入者の双方で評価を行い取引終了です。

注意点・ポイントのまとめ

以上がメルカリで機材を売る時の流れについてでした。
ざっと説明してしまいましたので、改めて重要なポイントをまとめます。
✔︎メルカリで音楽機材を売る時のポイント
- 動作チェックは必ず行う
- 実際に使った感想を伝える
- 傷や汚れ、故障箇所はわかりやすく説明する
- 梱包は念入りに

あとがき【機材はかなり売れます】
エフェクターなどの機材関係は需要も高く、多少強気の値段でもどんどん売れていきます。
機材関係の特徴として、普通に使っていても傷がつくものなので、多少の傷は気にされないことが多いです。

押し入れに眠ったままの機材をこの機会に売っ払ってみてはいかがでしょうか。
購入者さんにも評判よかったからこの方法なら間違いないはずだよ