「SYNCROOMを始めたいけど何が必要?」
「オーディオインターフェースは何でもいいの?」
✔︎この記事の内容
- SYNCROOMに必要なもの
- オーディオインターフェースの選び方
- 遅延しない方法
→必要なものを揃えて快適なネットセッションを楽しもう
コロナが収まらないなか、スタジオ練習を遠慮している人も多いと思います。
わたしもメンバーに勧められてSYNCROOM(シンクルーム)を初めてみたところ、想像以上に快適にセッションできるのでびっくり。
遅延もほとんど気にならないレベルでマジですごい。これもっと流行っていいのに
SYNCROOMを始めるために揃えたアイテムなど、快適にセッションをするために必要なものを紹介していきます。
目次
SYNCROOMに必要なモノまとめ
早速ですが、快適なセッションのために必要なものはこちら。
✔︎SYNCROOMに必要なもの
- オーディオインターフェース
- ヘッドホン
- マイク
→盲点なのがマイク!コミュニケーションとるのに重要です
ギター/ベース本体とシールドなど基本的なものは揃っている前提として、パソコン環境で演奏するために必要なものになります。
楽器本体含めてこれから準備するよ。って人は↓の記事をみてね
オーディオインターフェース
オーディオインターフェース(オーディオI/O)は楽器本体とPCを繋ぐもので絶対必要。
いろいろな種類がありますが、選ぶポイントがあります。
✔︎オーディオI/Oを選ぶポイント
- 入力が2つ以上
- ヘッドホン出力がある
→楽器とマイクの2入力分あった方がいい
大抵大丈夫だと思いますが、入力それぞれの音量(ゲイン)調整と、ヘッドホン出力の音量調整ができればOK。
ボタン一つで音量ゼロにできるミュート機能があるともっといいんだけどね
後述しますが、SYNCROOMでは対面でない分コミュニケーションがとても重要。マイクは絶対あった方がいいので入力2つがおすすめです。
わたしは今まで使っていたオーディオI/Oがありましたが、入力が一つで使い勝手悪いのでスタインバーグのUR22 mk2を新しく買い直しました。
スタインバーグ(stain berg)のUR22 mk2。13000円くらい。
定番のオーディオインターフェースでSYNCROOMでもしっかり使えます。
新しいモデルのUR22Cもありますが、20000~30000円と価格が高騰しています。
古いモデルでも機能は十分なので、どちらを選んでも良いと思います。
ちなみにスタインバーグはドイツのブランドですが、URシリーズはヤマハとの共同開発とのこと。
これは想像ですが、SYNCROOMもヤマハのサービスなので、相性は良いのではないかと考えています。
同じヤマハ製品なので相性良さそうだよね。なんとなく想像でしかないけど
おすすめオーディオインターフェース
UR22mk2以外に使えそうなオーディオI/Oを紹介。費用を抑えたいかたはこちらが参考になるかも。
✔︎コスパ系オーディオI/O
- ベリンガー UMC22 / 7000円くらい
- TASCAM iXR /7500円くらい
→コスパならこの辺がいいかも
どちらも2入力でUR22mk2と同じような使い方ができるはず。
とくにこだわりがない人は価格重視でもいいかも
ヘッドホン
スピーカーから音を出すこともできますが、近所迷惑になるのでヘッドホンがあった方が良いです。
✔︎ヘッドホンの選び方
- 標準コネクタ(変換でもOK)
- 有線タイプ
- 長時間でも疲れないもの
→高いものでなくてOK。気に入ったものを選ぼう
基本的にどのようなヘッドホンでも問題ないです。3000~5000円くらいのもので十分。
ただし、ワイヤレスヘッドホンは遅延が発生する可能性があるのでおすすめしません。有線タイプが無難です。
またオーディオI/Oのアウトプットは標準サイズが多いので、ヘッドホン側も標準コネクタを選びます。
ほとんどのオーディオI/Oは標準ジャックなので、標準コネクタのものを選べばOK
ミニコネクタと標準コネクタの変換アダプターが付属するものがおすすめ。
手持ちにミニコネクタのヘッドホンがある人は、変換アダプターが数百円で購入できるので、これだけ買えば同じように使えます。
マイク
上でも書きましたが、SYNCROOMではコミュニケーションを取るのがちょっと課題。
✔︎SYNCROOMでの意思疎通
- チャット
- ボイスチャット(マイク)
→チャットでは追いつけないのでマイク欲しい
マイクがなくてもチャットで発言できますが、ボイスチャット相手には追いつくのが大変。
チャットでも参加できるけど、できればマイクあった方がいいよ
SYNCROOMでは違いに初対面の場合が多いので、挨拶や演奏したい曲やパートなど結構話をする機会が多いです。
スムーズに進めるためにもマイクは準備することをおすすめします。
声が届けばいいので、安い適当なもので十分です。1000~2000円もあれば購入できると思います。
できれば卓上スタンドなどがあるとより便利。
私は家にあった管楽器用のマイクを使ってる。声が聞こえればホントに何でも大丈夫
遅延せずにSYNCROOMを利用する方法
SYNCROOMでは遅延がとても重要。
遅延があると自分が合わせにくいだけでなく、他の参加者からもずれて聞こえるのでセッションがぐちゃぐちゃに・・。
厳しい部屋だと遅延ある人をNGにしているところも。。遅延が無いようにできるだけ環境を整えよう
✔︎遅延を抑える方法
- 有線接続にする
→かなり影響してるようなので何より有線必須
無線環境よりも有線のほうが通信安定し速度も早い。遅延を機にするなら有線必須です。
といってもLANの位置とかで簡単に有線できない場合も多いはず
そんなときに便利なのが、コンセント経由でLANを広げられるアイテム。
コンセントがあるところならば簡単に有線接続できるようになります。
通信速度はやや遅くなるようですが、無線よりはだいぶマシになりそうです。
実際に使ったことないけど、レビューみてると無線環境より良くなるみたい
あとがき【ネットでセッション全然できる】
以上、ギター/ベースでSYNCROOMを始めるのに必要なアイテムを紹介してみました。
改めて必要なものをまとめます。
✔︎必要なモノと予算目安
- オーディオI/O 7000~13000円
- ヘッドホン 3000~5000円
- マイク 1000~3000円
→合計2万円くらいかかるかも
手持ちのものがあれば良いですが、何もない状態だと1〜2万円くらいかかりそう。
改めてみると結構かかるね。できるだけ安いもの探してみよう
とくに遅延の有無で快適に演奏できるかが決まりますので、まずはアプリをダウンロードし遅延遅延状況だけでもチェックしてみるのが良いです。
私の環境では遅延10~15msですが、ほとんどストレスなく演奏できています。
ジャストで周りに合わせるとちょっとずつ遅くなるので、気持ち前乗りで演奏するのがちょうどいいくらい
ぜひ環境を整えてネットセッションを楽しんでいきましょう。
コロナ禍でスタジオ自粛してるのでSYNCROOMを使ってみました。私が準備したものを中心にまとめていくよ