Clover Japan社から発売されていた画期的な楽譜作成ソフトを入手しました。
これがまさに「とにかく楽にマスターリズム譜を作りたい」私の求めているそのものでしたので、ソフトの紹介をしたいと思います。
多機能な譜面作成ソフトが多い中、さくさくと直感的に作業できるこのソフトは大変貴重です。
しかしイマイチ知名度が低いようで、残念なことにネット上にも情報があまり多くありません。
私がそうだったように、購入を検討しているのに情報が少なくて踏み切れない・・という方が多いのではないかと勝手に想像しています。
以下には実際に私の使っている方法などを出来るだけ細かく紹介してみますので、購入を検討されている方の参考になればと思います。
実際にこのソフトを使ってマスターリズム譜の作成方法をまとめた記事を公開しました。
CLOVER CHORD SYSTEMSとは
Clover Chord Systems(クローバーコードシステムズ)はマスターリズム譜作成に特化したソフトです。
ソフトの機能としては主に以下の4つになります。
- コードの入力
- リズムの入力
- 音符の入力
- 音楽記号やテキストの入力
もちろんこれらは他の楽譜作成ソフトでもできますが、Clover Chord Systemsはこれらがマスターリズム譜を効率よく作るために最適化されています。
シンプル&軽量動作で楽譜作成がすっごい早い。
手書きで楽譜を作るのと同じような感覚でシンプル&スピーディに楽譜が作成することができるので、まずはその特徴を紹介していきたいと思います。
コードやリズムの入力がとにかく早い
コード譜やマスターリズム譜を作るために掛かっている時間の中で、そのほとんどはコードとリズムの入力でしょう。
Clover Chord Systemsではそれらが最短で入力できるような工夫がされています。
ルート記号から3ステップでコードを指定&入力。早い。
一度使ったコードは記憶されるので、一発で呼び出せますし、キーを指定することでダイアトニックコードからも呼び出せたりします。
具体的な操作方法についてはこちらにまとめています。
画面に沿ってルートから記号を選択していくだけの3ステップでコード入力ができるシンプルな操作感。
リズムの入力も、まるでドラムマシンのように鳴らす箇所を選択していくだけで簡単に入力されていきます。
簡単な楽譜ならものの数分で仕上がるほど。アプリ自体の動作も軽くストレスがありません。
音符の入力もシンプル操作
曲中にメロディを書き込みたいときにも、音符を簡単に入力することが出来ます。
音符入力画面を開いて、楽譜上に落とすように配置していくだけです。
とてもシンプルなUIですが、それゆえに操作に迷うことなく、さくさくと作業が進めることが出来ます。
楽譜作成に集中したいのに使い方がわからずに作業が中断する!ということが本当に少ないです。
詳しい操作方法についてはこちら。
使い勝手のよい音楽記号
調号や繰り返し記号など、譜面に入れたい記号も大抵はそろっています。
こちらもリストから譜面上にドラッグ&ドロップすることで記号を入力できます。
記号は一般的な音楽記号は一通りそろっています。
→や~などのマスターリズム譜でよく使う記号もあります。
私は~を不要な小節の取消し線の代わりに使用しています。
「Intro」や「A」、1,2番カッコも記号リストから選択して配置したものです。
他にも「Shuffle]や[Swing]などのコメント、または歌詞などを入れたい場合はテキスト入力し自由にレイアウトできますし、よくある[A]→[B]→[C]といった曲構成を表現することもできます。
歌詞も同じようにしてテキストボックスを使用して入力することが可能です。
また、細かい楽譜の調整などもできます。
PDF出力の方法はこちら
それぞれの楽譜の書き方に対応できる柔軟性
マスターリズム譜は人によって書き方が微妙に違いがちですよね。
clover chord systemsは楽譜上に自由に記号やテキストを配置できるので、それぞれの書き方に合わせた使い方ができるのもポイントです。
私の場合も殆ど手書きのままソフト上で表現でき、かなり理想に近い形で仕上げることができました。
公式サイトで体験版もダウンロードできますので、是非お試しください。