「中古のベースって大丈夫かな。どこを見たらいいんだろう・・?」
そんなお悩みにお答えします。
- ちゃんと音が出る?
- きずとか汚れ具合は?
- ネックの状態とかよくわからない・・・
中古のベースを選ぶメリットはとにかく安いこと!同じ予算でもワンランク上のモデルを狙うことができます。
お店でチェックするべきポイントについて解説していきますので、参考にしてみてくださいね。
目次
中古ベースの確認するべきポイントについて解説します
中古ベースの確認するべきポイントは主にこんなところです。
✔︎チェックするポイント!
- ガリやノイズがないか
- フレットにキズがないか
- ネックは真っ直ぐか
- ペグがスムーズに回るか
- キズや汚れがないか
一つずつ詳しくみていきましょう。
ガリやノイズがないか
ベースを演奏するのに余計な雑音が混ざっていたらダメですよね。ここでは、ベースをアンプに繋いだときに余計な雑音がないかを確認します。
雑音にも「ガリ」と「ノイズ」の2種類があります。
それぞれみていきましょう。
ガリの確認方法
ボリュームやトーンコントロールを回した時に、一瞬「ガリッ!」と鳴るものです。
演奏中はボリュームなどは触ることは少ないのであまり悪さはしませんが、セッティング中などにブツブツと耳障りです。
ノイズの確認方法
ベースの音を出していないのに、「ザーー・・・」とうっすら聞こえる雑音のことです。
演奏中もノイズが出るため、静かな曲だとノイズが目立ってしまうこともあります。
ノイズの確認方法は、ベースをアンプに繋ぎ、弦に手を触れた状態で「ザー・・」という音が聞こえなければOKです。手を離した状態でノイズがなるのは正常です。
どんなベースでもノイズはでていて、弦を通して人の体にノイズを逃すことで対策がされています。ベースから手を離した状態でノイズが出るのは普通のことです。
フレットにキズがないか
フレットは弦が直接触れる部分なので、ここにキズがあると音がきれいに出ません。
ベースをぶつけたり、倒してしまいキズをつけてしまうことがありますので要チェック項目です。
ネックは真っ直ぐか
ネックは木でできていて、しかも弦を張る強い力がかかっているため、だんだんと曲がってしまうことがあります。
曲がったネックを直すためにトラスロッドが組み込まれていますが、トラスロッドは調整できる量が決まっていますので、こちらもまだ調整ができるか確認する必要があります。
ネックの真っ直ぐ具合の確認方法
ネックの真っ直ぐ具合は以下の方法で簡単に確認ができます。
[手順]- 1フレット目と12フレット目を両方押さえる
- その状態で、5フレットと弦の間の隙間を確認する
トラスロッドの調整残りがあるか
ネックにはトラスロッドと呼ばれる少し曲がった鉄の棒が入っていて、ネックが曲がった時にトラスロッドのネジを締めることでネックの曲がり具合を調整できます。
しかし、トラスロッドはネジを回すごとにネックに負担がかかっていき、あるところでそれ以上調整できなくなってしまいます。
あとどのくらい調整ができるかは誰にも正確にはわかりませんが、調整したときの手応えで「もう少しで限界かな・・」くらいの判断はできます。
お店でもネックの調整はされているはずなので、店員さんにあとどのくらい調整ができそうかを聞いてみましょう。
ペグがスムーズに回るか
ペグはチューニングするときに回す部分です。
古い楽器などはペグがスムーズに回らないことがあり、チューニングが大変になってしまいます。
また新しい楽器でも、ペグをぶつけたりして同じように動きが悪くなっていることもありますので、必ずチェックしましょう。
傷や汚れなどがないか
使っているうちに傷も汚れもつくものなので、気持ちの問題です。
私は全然きにならないので、大きく塗装が割れたような楽器も購入したことがあります。もちろん全然普通に使えます。
中古ベースは必ず試奏してから購入しよう
ベースの状態は見た目だけではわからないでの、とくに中古のベースを買おうと考えているならば、試奏しておくことを強くおすすめします。
初心者で何も弾けない場合でも、ちゃんと音が出るか、ガリやノイズがないかなどは確認できます。
気に入ったベースを探してみてくださいね。
アクティブベースとパッシブベースの違いをこちらにまとめました!