「ギターやベースが多くて収納に困る!」
「複数本並べられるマルチスタンドってどうなの」
✔︎この記事の内容
- マルチスタンドのメリットデメリット
- 実際に使ってみて失敗した話
- ギターベースの収納方法
ギターやベースは意外と場所を取るので、本数が増えてくると収納問題が発生してきます。
私の場合もジャズべ、プレベ、 5弦、フレットレス、、、とどんどん増えていき置き場所がなく困っていました。
運命の出会い(楽器が欲しくなること)が多くてどんどん増えてしまう。
そこで楽器5本を並べられるマルチスタンドを購入したのですが、便利に思う反面、問題もあり。使わなくなってしまいました。
何が問題だったのか、どのように収納課題を解決したら良いのか私なりの結論をまとめていきます。
目次
マルチスタンドのメリット
まずはマルチスタンドを実際に使ってみて良かったと感じた点です。
✔︎マルチスタンド良かったところ
- 5本のギターベースを一気に片付けられる
- 弾きたい楽器がすぐに手にとれる
- ミュージシャン気分に浸れる
購入前に想像していた通りの製品で、当然GOODポイントもあります。
複数のギターベースを並べてまとめて収納できて、一気に片付くのが一番嬉しい。楽器を一箇所に集約できて部屋が整理されます。
また弾きたい楽器をすぐに手に取れて、いろいろな楽器を手に擦る機会が多いのもナイス。
気分で楽器を選んで弾けるのは楽しい
マルチスタンドがあると何となくプロミュージシャンっぽい気分になれるので、形から入るタイプの方にもおすすめ。
マルチスタンドのデメリット
しばらくは気に入って使用していましたが、いくつか問題があることに気が付きました。
✔︎マルチスタンドの問題点
- スタンド自体が大きくて場所を取る
- もともとの収納ケースを仕舞う場所が必要
- 楽器同士が接触して傷をつける
- よく弾く楽器は結局1~2本
この結果、残念ながら私はマルチスタンドを使うことを諦めることになりました。
マルチスタンドが向いている場合とそうでない場合があります。。
ということで、同じく購入して失敗しないように私の失敗談を詳細を語ります。
スタンド自体が大きくて置き場所に困る
マルチスタンドによってある程度コンパクトに収納できますが、それでも広いスペースが必要になります。
ネックやボディの一部はスタンドからはみ出ますし、取り出すことを考えると周囲も広く場所を取りたいところ。
個別にスタンド立てるよりは省スペースだけど、意外と変わりませんでした。
結局のところ期待したほどの省スペースになりませんでした。
スタンドのタイプにもよるので、省スペースが目的ならばスタンドからはみ出す部分も考慮して考える必要があります。
元の収納ケースを仕舞う場所が必要
マルチスタンドを導入したところで、ギターベースそれぞれにる元々の収納ケースを仕舞う場所は必要になります。
とくにセミハードケース、ハードケースはこれだけで多くのスペースが必要で収納コストが高くなります。
楽器それぞれに収納ケースを準備している人おおいはず
マルチスタンドでギターベースの収納問題を一気に解決できると思っていると、思わぬ落とし穴に引っ掛かるかもしれません。
楽器同士が接触して傷をつける
収納した楽器同士の距離が近いので、取り出す時にぶつけて傷を付ける可能性があります。
またマルチスタンドの多くはネック部分は仕切られていますが、ボディ側は仕切りがないので、置き方によっても傷を付ける原因となります。
楽器の出し入れはかなり慎重にならないと怖い
とくにボディの大きいモデルは注意が必要なのと、重量の大きい楽器も取り出し時に重くて扱いにくいので周りにぶつけがちです。
私の場合は絶対に傷をつけたくない楽器は別に収納するなどして対応していましたが、マルチスタンドがうまく活用できてないなと何とも微妙な気持ちになりました。
頻繁に弾く楽器は少ない
マルチスタンドでいつでも多くの楽器が手に取れる状況になっても、頻繁に弾く楽器はその一部かもしれません。
私はマルチスタンドで5本のベースを出していましたが、結局手に取るのはメインの1~2本がほとんどでした。
いつでも弾ける状態にしておけば手に取ると思ったけど、実際そうじゃなかった
演奏する曲によって使う楽器を変えることもありますが、大抵の場合はよく馴染んだメインのベースを選んでしまいます。
楽器を持ち替える機会の多い人でなければ、常に複数本の楽器を弾ける状態にしておく必要はないです。
問題点からわかったベスト収納方法
実際にマルチスタンドを使ってみた結果、これは私には合わないと感じました。
得られた気づきから辿り着いた私のベスト楽器収納方法がこちら。
✔︎楽器収納の暫定ベスト
- よく使う楽器2本だけを個別スタンドに掛ける
- 演奏機会の少ない楽器は収納ケースに仕舞う
シンプルですがこの運用方法が今のところ一番しっくりきています。
ケースに入れた楽器もクローゼットにすぐに取り出せる状態で仕舞ってある
ちなみにスタンドは安心感抜群のハーキュレスを使っています。ネックロック機構で保管時の安心感が桁違いです。
マルチスタンドがおすすめできる場合
用途によっては便利なマルチスタンド。下記に該当する場合はおすすめです。
✔︎おすすめできる場合
- 頻繁に楽器を持ち替える
- 自宅スタジオなど持ち運びを意識する必要が少ない
- なにより見た目重視
このような場合でも楽器に傷をつけやすいリスクは残りますでの、楽器同士が完全に仕切られてたり間隔の広いタイプを選ぶなどして対策するのが良いと思います。
完全に仕切られているタイプは市販品が少ないので、7本掛けに4本だけ掛けるとか工夫がいるかも
さいごに
マルチスタンドのメリットデメリット、おすすめな場合についてまとめました。
✔︎マルチスタンドまとめ
- 複数本収納できて見栄えもいい
- 意外と場所を取るのでスペースは要注意
- 頻繁に楽器を持ち替える人におすすめ
- メイン楽器がほぼ固定の場合はおすすめできない
私の場合はメインのベースばかり弾いているので、残念ながらあまりマルチスタンドの恩恵を受けられませんでした。
思ったよりスペースをとるので、収納目的で購入される場合はちょっと注意が必要。
それでも一箇所に楽器がまとまって見栄えも良いので、一度試してみたい方はトライしてみる価値は十分にあります。
スタンドを乱立させたくなかったり、手っ取り早く整理したい場合にもおすすめ
以上です。
5本掛けのマルチスタンド使ってましたが、私には合わずにやめました。