「縦型洗濯機の乾燥は乾かないってほんと?」
「縦型乾燥機でもうまく使いこなすコツが知りたい!」
✔︎この記事の内容
- 縦型洗濯機の乾燥の実力
- 縦型洗濯乾燥機を上手に使いこなすコツ
→上手に使い分ければ縦型もすごく便利!
乾燥機付きの洗濯機は大きく分けてドラム型と縦型があり、基本的にはドラム型の方が高性能とされています。

ドラム式は高いからちゃんと乾くなら縦型がいいよね
実際に使ってみて、確かに縦型乾燥機は微妙なところもあります。
ですがしっかり特徴を理解していれば、縦型乾燥機も便利に使うことができます。
購入前に期待しすぎてあとでガッカリしないように、この記事で縦型乾燥機の実力をしっかり解説していきます!
私はシャープ製ES-PT10Cを使用しており、この記事の内容は実際にこの機種を使用した経験に基づいています。
縦型洗濯乾燥機としては標準的な機種なので、他のモデルでも参考になると思います。

目次
縦型洗濯乾燥機で乾くもの/乾かないもの

(写真はうちの洗濯乾燥機です)
一番気になるのが、どのくらいのものまで乾かすことができるか。
縦型洗濯乾燥機を実際に使った場合の乾燥具合を紹介していきます。ちなみに乾燥時間はおよそ2~3時間ほどかかっています。
しっかりと乾燥できるもの
まず、しっかりと乾燥できるのは、Tシャツやフェイスタオルなどの薄手のもの。
✔︎しっかりと乾燥できるもの
- 下着や靴下
- フェイスタオルやハンカチ
- Tシャツ
- ジャージなど
→生地の薄いものなら大体乾く
縦型洗濯乾燥機でも生地の薄い下着類や、小さめのものならばしっかり乾かすことが可能です。

ただしシワになりやすいので注意。(下で詳しく説明します)
縦型では乾かないもの
ジーンズやパーカーなど、生地の厚い衣類はちょっと厳しくて7割乾燥くらいの生乾きです。
✔︎生乾きになるもの
- ジーンズ
- バスタオル
- パーカー、セーター
- スウェット
→厚手で大きいものは乾かない

時間をかければ乾かないこともないけど、だったら外干ししたくなる
生地の厚い衣類は生乾きになってしまうので、結局干し直しすることになり二度手間です。
夜間だと部屋干しになってしまい乾ききらない・・・なんてこともあり得ます。
洗濯物を部屋干しするときはサーキュレーター を使うとグッと乾きやすくなります。
ボルネードのサーキュレーターは航空力学を応用したガチ性能。夏を快適に過ごすマストアイテムでもあるので合わせてご参考ください。

縦型乾燥機はシワになりやすい
薄手の洗濯物はしっかりと乾燥しますが、シワになりやすい欠点があります。
下の写真は乾燥から取り出した直後ものです。


乾いてはいるけどシワが残っている状態
シワのまま乾燥しているので手で撫でたりしても綺麗にならず、しわくちゃのままになります。
また、下のようにTシャツなどもシワが目立ってしまいます。


流石に着て外出はできないレベルのシワ具合です・・
このように乾いたとしてもかなりシワがついてしまうのが縦型洗濯乾燥機のデメリット。
シワがついて困るもの
例えばシワになって困るものは以下のような衣類でしょうか。
✔︎シワがついて困るもの
- ワイシャツ
- Tシャツ
- ハンカチなど
→人に見られる部分は乾燥機にかけられない

アイロンかければという話もあるけど、手間を増やすのは本末転倒
このように、縦型洗濯乾燥機は「乾きにくい・シワになりやすい」といった欠点があります。
しかしまだ見捨てるのは早いです。
上手に使いこなすことによって家事の時短にとても貢献してくれます。
ドライヤーボールという乾燥機に一緒に入れると洗濯物をふんわりと仕上げてくれるというグッズがあります。
試しにうちの洗濯乾燥機でもドライヤーボールを使ってみましたが、残念ながらイマイチ効果は感じられませんでした・・。

(うちのドライヤーボールたち。残念ながら効果はありませんでした・・。)

縦型乾燥機で乾かない場合の対策方法

縦型乾燥機は何でもしっかり乾燥できるわけではありませんが、使い方をちょっと工夫するだけでとっても役立ってくれます。
✔︎うまく使いこなす4つのコツ
- 少ない量で乾燥する
- 乾きやすいものだけを入れる
- 乾きにくいものは外干しと割り切る
- シワになっていいものを入れる
→外干しとの使い分けがポイント!
外干しと併用してシワになっていいものだけを乾燥機にかければ、かなり家事の負担が減ります。

決して万能じゃないけどうまく使い分ければすっごく便利
重要なところなので一つずつ説明します。
1.できるだけ少ない量を投入する
乾燥能力を補うために、できるだけ投入する量は少なくします。
✔︎投入量はできるだけ少なく
- 量が少なければ乾きやすい
- ドラムの半分くらい目安
→乾きやすい状態を作る!
縦型でもいっぺんに入れる量を少なくしてあげれば、より乾きやすくなります。

一度につっこみたい気持ちを抑えて半分くらいを目安に
私の使い方では、乾燥しやすい衣類を洗濯機のドラム半分くらいを目安に入れています。
このくらいの量ならしっかり乾いてくれます。
できるだけ投入量は少なく
2.乾きやすいものだけをまとめて入れる
一度洗濯したものを取り出して、乾きやすいものと乾きにくいものにわけてから乾燥機をスタートすると上手く乾いてくれます。
✔︎薄手のものだけを入れる
- 厚手のものがあると全体が生乾きになる
- 乾きやすいものだけを入れる
→乾きやすいものだけを確実に乾かす
洗濯物のなかに乾きにくい厚生地のものが混ざっていると、他の衣類まで生乾きになってしまいます。

面倒だけど厚手のものは一度外に出して、乾きやすいものだけを乾燥させよう
ひと手間かかってしまいますが、これだけで仕上がりが全然ちがいます。
乾きやすいものだけを入れる
3.乾きにくいものは外干しと割り切る
ジーンズなどの厚手類を乾燥させるのは時間がかかり大変なので、いっそ外干しと割り切ってしまいます。
✔︎厚手のものは外干しにする
- 厚手のものは時間がかかりすぎる
- 薄手は乾燥機、厚手は外干しにする
→縦型乾燥機は使い分けが重要!
乾燥に何時間もかけて、結局生乾きだとげんなりします。
私の家では、薄手のものだけを乾燥機にいれ、厚手のものは外に干すようにしています。

ちょっと残念だけど下着とかが乾燥できるだけでも家事がすごく楽になります
天気が悪かったり、時間帯が遅いなどでどうしても厚手のものを乾燥機にいれたいときは、極力入れる量を減らしてから乾燥機をスタートさせましょう。
乾きにくいものは外干しと割り切る
4.シワになっても良いものを入れる
縦型乾燥機の最大の弱点がシワがつきやすいこと。
✔︎シワ対策
- シワになっていいものだけ入れる
- ワイシャツとかは諦めて外干しにする
→ここでも使い分けが重要です
こればかりはどうしようもないので、シワがついても良いものを乾燥機に入れるようにします。
幸いなことに、下着や、インナーシャツ、靴下などはシワになっても困らないので、あまりシワになって悩むことは少ないです。

Tシャツも部屋着とかインナー用のものだけ乾燥機で乾かすようにしているよ
シワになっていいものだけを入れる
まとめ【縦型乾燥機は使い分けが大切!】

以上のように、縦型乾燥機には乾燥できないものがあり、乾いてもシワがつきやすいので、決して万能ではありません。
✔︎縦型洗濯乾燥機の苦手なこと
- 厚手のものは乾きにくい
- シワになりやすい
→縦型ではどうしようもありません

逆にいうと薄くてシワになってもいいものなら良く乾く
下着やシャツなどの乾きやすいものだけ乾燥機を使い、厚手のものは外干しにする。と割り切れるかどうかが購入の判断基準になりそうです。
それでも乾燥機能は便利!
それでも乾燥機能があるとないとでは大違い。とにかく便利です。
✔︎縦型乾燥機があるとこんな便利
- 靴下やタオルを干す手間が減る
- 夜間や悪天候でも乾燥できて心強い
- いざという時に頼りになる
→普段使いからすぐに乾かしたいときの対応までできる
何と言っても物干しの数が減るので普段の家事がとても楽ちんになります。

靴下とか下着がなくなるだけで洗濯干し作業が半分くらいになってる
干すものが少ないとハンガー類も少なくなって色々と相乗効果で負担が軽くなっていることを体感できます。
ドラム式にするか縦型にするか
もっと完璧に乾燥したいならば、やはりドラム式の方が良さそうです。
✔︎ドラムor縦型
- 極力完全に乾かしたいならドラム式
- 外干しと併用でいいなら縦型
→予算と合わせてどちらか選ぼう

縦型洗濯機とドラム式洗濯機は価格の差が大きいので、ちょっと我慢して縦型。という判断も全然アリだと思います。

結局は予算との兼ね合いでどこまで割り切るかがポイント
個人的には縦型乾燥機でも十分に使えているので、家事が楽になってよかったと思っています。
購入検討されている方は参考にしてみてください!
縦型洗濯乾燥機は乾燥に時間がかかったりシワになったり・・。上手に使いこなすコツを紹介します!