「冷凍コロッケを揚げずに簡単調理したい」
「オーブンレンジで調理できないの?」
✔︎この記事の内容
- 冷凍コロッケをオーブンレンジで調理する方法
- 実際に食べてみた感想
- もっと美味しく調理する改善ポイント
→油を使わずオーブンでコロッケが作れる!
手軽で便利な冷凍コロッケですが、油で上げる必要があるのがちょっと面倒くさいですよね。
揚げ物食べたいけど調理が面倒ってことよくある
調べてみるとオーブンレンジで揚げ物もできるそうなので、冷凍コロッケ用のオーブン調理に挑戦してみました。
結果、サクサクに仕上がってまずまずの出来上がり・・・。だけどまだまだ美味しくできる余地がありそうです。
今回使用したのはシャープのシンプルなオーブンレンジRE-WF231です。
冷凍コロッケであれば、解凍とオーブンが使えれば大抵のオーブンレンジで対応できると思います。
目次
冷凍コロッケのオーブンレンジでの調理方法
さっそく冷凍コロッケをオーブンレンジで調理するステップを紹介します。
✔︎冷凍コロッケをオーブン調理する方法
- 冷凍のままトレイに並べる
- あたため機能で解凍する(半解凍~全解凍くらい)
- オーブンで焼き上げる 250度で15分
→ヘルシーなコロッケの出来上がり!
一度解凍してから表面を焼き上げるのがポイントです。
調理時間は30分くらいかな
実際に作ってみた様子と併せて、ステップごとに注意点などを詳しく紹介します!
1.冷凍のままトレイに並べる
クッキングシートを敷いた耐熱トレイに、凍ったままのコロッケを並べます。
今回調理してみたのは、牛肉コロッケとカニクリームコロッケ、油で揚げられていないタイプのものです。
オーブンレンジでの調理の場合、ほとんど衣に焦げ色がつかないまま調理されてしまいます。そのため最初から衣に色が付いているものの方が美味しそうに仕上がります。
冷凍ではなく自宅で衣をつけてオーブンで焼き上げたい場合も、あらかじめパン粉をフライパンで炒ってきつね色にしてから使うときれいにできるようです。
・冷凍コロッケは衣に焦げ色がついているものがおすすめ
・もし自宅で衣をつけるならばパン粉をフライパンで炒っておく
2.フライ温めで解凍する 200℃×15分
オーブンレンジの「フライ温め機能」を使って解凍していきます。
「フライ温め」のない場合は、オーブン200℃余熱なしで15分程度が目安です。
✔︎オーブンを使った解凍
- フライ温め機能があればつかう
- なければ200度で15分程度
→半解凍〜全解凍くらいが目安
レンジを使って解凍する場合は必ずレンジ可能のお皿で解凍してください。オーブン用のトレイはレンジで使えませんので要注意です。
竹串を刺して少し凍っているくらいでOK
ちなみにスチームを使って解凍する機種もあると思いますが、この後オーブンで焼き上げるので解凍方法はあまり関係ないと思います。
うちのオーブンもスチーム解凍機能がありましたが、普通の解凍機能で美味しくできました。
半解凍〜全解凍くらいでコロッケを解凍する
3.オーブンで焼き上げる 250℃×15分
解凍したコロッケを再度オーブンで焼き上げます。
加熱条件は250℃(余熱なし)で15分が目安です。余熱する時間があるならば200℃くらいでも良いかも。
✔︎オーブンの焼き条件
- 250度(予熱なし)で15分
- 余熱する場合は200℃くらい目安
- 仕上がり具合をみて調整
→オーブン焼きコロッケの完成!
軽く焦げ目がついていればOKです。上にも書いたとおり生パン粉だときつね色にはなりません。
こんがり焦げ目もついて美味しそう!
カニクリームコロッケ(右上3つ)は冷凍状態だと衣がしっとりしていましたが、しっかりとサクサクに仕上がっています。
裏側もしっかり焼けています。
裏側はトレイと接しているので少し潰れてる感じ。表にくらべるとサクサク感は今ひとつ
一度に入れる量によっても加熱時間が変わるはずなので、こまめに様子を見ながら時間を調整するのがコツです。
今回はクッキングシートを敷きましたが、厚みのあるものや、しっかり焼くならばアルミホイルの方が良いかも。
様子を見ながら焦げ目がついたら完成
オーブン焼きコロッケを食べてみた感想
実際にオーブンで焼いたコロッケを食べてみた感想をまとめてみました。
✔︎オーブンコロッケを食べてみた感想
- 油をつかっていないので食べてわかるヘルシーさ
- サクサク感は表面だけ
- 正直なところ、ちょっと物足りない
→油を使わず罪悪感ないのが最高。ただし普通のコロッケの方が美味しいです
ちょっとパサパサしていて油があった方が美味しい。ほぼダイエット食だこれ。
わかっていましたが良し悪しがあるので、一つずつ詳しく説明します。
1.油を使っていないのでヘルシー
まず一番は油を使わないことによってカロリーがグっと抑えられていること。
これは普通のコロッケと比べるまでもなく、一口食べただけで違いがわかります。
✔︎ノンオイルでヘルシー
- 油っぽさがなくて低カロリー
- 淡白な味わい
- 罪悪感がない
→ダイエット食として理想的では
揚げ物をついつい食べ過ぎて気持ち悪くなることもなく、食べすぎた後のあの罪悪感を感じることがないのはすごい。
ある意味ぱくぱく食べられる
ダイエット中のカロリー制限メニューとしてかなり使えそうです。
2.サクサク食感は表面だけ
衣はサクサクに仕上がっていますが、表面に近い部分だけで衣の内側部分はサクサクになっていません。
食べたときにサクッとした食感はありますが、すぐにフニャッとした感覚に変わります。
✔︎サクサク感について
- 食べた瞬間のサクサク感はある
- サクサクは表面だけですぐにしなっとなる
→食感はちょっと物足りない
また湿気にも弱いようで、時間が立つほど表面の衣もしなっとなりやすいように感じました。
しなっとしやすいので保存も向かなそう
出来るだけ一度に食べ切ってしまったほうが美味しく食べられると思います。
3.正直物足りない
総合的にみると、オーブンで焼いたコロッケは少々物足りなさを感じます。
✔︎物足りないポイント
- 油が欲しくなる
- 豪快にサクッと食べたい
→だんだん普通のコロッケが食べたくなる
ノンオイルなので物足りなさは仕方ないですが、食べるほど普通のコロッケが欲しくなります。
逆にいうと少し油を足してあげればカロリーを抑えつつ、美味しく仕上がるはず
もっと美味しく作るための工夫ポイント
ということで、もっと美味しく作るためには少量の油を足してあげることが必要です。
✔︎美味しく作る改善ポイント
- オーブンで焼く前に少量の油を足す
→美味しさとヘルシーさを両立できるはず
今回のようにコロッケを並べて焼く場合には、スプレーなどで油を満遍なく吹きかけるのが良さそうです。
調べるとオイル用のスプレーが売ってました。最初から使えばよかった・・
オイルスプレーをつかって、コロッケをオーブンで焼く直前に表裏全体にスプレーしてやれば、美味しさUPするはず。
油で揚げてあるタイプの冷凍コロッケを使う
もう一つの方法として、すでに油で揚げてあるタイプの冷凍コロッケを使うことが考えられます。
✔︎揚げ調理済み冷凍コロッケを使う
- オーブンでもカラッと仕上がるはず
- ヘルシーさは無くなる
→自分で揚げなくていいのがメリット
すでに油で揚げてあるのでオーブンで焼くだけでカラッと美味しく仕上がるはず。
ダイエット感は無くなるけど自分で揚げ物をしなくて良いのが嬉しいポイント
油の処理などが必要なくなるので、揚げ物が面倒でオーブン焼きをしたい場合はこちらがおすすめです。
ダイエット食としてのアレンジ方法
焼きコロッケの一番のメリットはカロリーを抑えられること。実際食べてみて低カロリーをかなり実感できるものでした。
そこで、ダイエット目線で見た時のアレンジを考えてみました。
✔︎ダイエット食としてのアレンジ
- ジャガイモを豆腐などに置き換える
- パン粉の代わりにオートミール
→極限まで低カロリーなコロッケができるはず
市販の冷凍コロッケはジャガイモやお肉を使ったものが多いと思いますので、ここでは手作りすることが念頭になります。
ジャガイモやパン粉といった太りやすい食材を別のものに置き換えることで、極限までカロリーを落としたダイエットコロッケに。
そして、あえてソースを使うことでコロッケ感をキープ
私自身、過去にダイエットで10kg以上落とした経験があります。
低カロリーメニューであっても調味料だけは自由に使うようにすることで、我慢しすぎないダイエットができた経験があります。コロッケにソースは必須ですからね!
あとがき【油を使わないと片付けも楽】
以上、冷凍コロッケをオーブンレンジで調理する方法と美味しくする工夫や、ダイエットアレンジについてでした。
実際やってみると、油を使わないことのメリットって結構大きい。
✔︎油を使わないメリット
- カロリーダウン
- 片付けがすごく楽
→揚げ物料理のハードルがちょっと下がる
油の片付けが面倒で揚げ物をやりたくない、という方も多いと思いますが実際オーブン調理では片付けがすっごく楽です。
オーブンしか使ってないので洗い物ほぼなし
普通に揚げ物すると使った後の油を片付けるのが面倒ですよね。油が飛び跳ねて汚れるし、残った油の処分も面倒。
オーブン調理をやってみてこの気遣いから解放されたのもかなり大きいと感じました。
オーブン調理なので、最初は少し慣れが必要ですが、慣れれば色々な料理にも応用できそう。料理メニューの幅がまた広がりそうです。
ご興味のある方、ダイエットメニューを探している方はぜひ試してみてください。
オーブンレンジで冷凍コロッケを調理してみたらサクサクにできました。調理方法や食べてみた感想をまとめるよ