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【リアル失敗談】副業で音楽講師をやるときに知っておくべきポイント【利益率アップのコツ】

ベース講師をやってみた




「楽器経験をいかして講師の副業できないかなー?」

とお考えの方へ、参考までにわたしの失敗談をお話します。

✔︎この記事の内容

  • 音楽講師を失敗しないためのポイント
  • 利益率を上げるするワザ

わたしは過去に一度副業としてベースの講師を務めたことがありましたが、諸々の理由により半年でリタイアしてしています。

リタイアしてしまった理由や大事なポイントをお話します。




音楽講師を失敗しないための重要ポイント

わたしが考える音楽講師を失敗しないためのポイントは3つあります。

✔︎失敗しないためのポイント3つ

  1. 自分の教えられるレベルを把握する
  2. 準備に取られる時間をよく考える
  3. 自分が納得できる金額に設定する
一つずつ説明していきます。

自分の教えられるレベルを把握する

講師としてお金を得ることは、生徒さんに何かしら技術や知識を与えてこそ成り立つものです。

✔︎教える内容の例

  • 楽器の弾き方
  • 楽譜の読み書き
  • 楽曲の弾き方
  • 音楽理論
  • アンサンブル

改めてひとに教えるとなると、なんだか自身がなくなってきませんか。

自分の弾き方や考え方をうまく文章化して生徒さんに伝えられるかが重要で、文章化できないレベルではひとに教えるのは難しいです。

自分自身のスキルに対して、どこまで考えを整理できているかをよく把握することが大切です。

生徒さんは二回りくらい下のレベルを対象にする

経験上、二回り以上下のレベル相手だと教えるほうもプレッシャーが少なくて楽です。

生徒さんを募集する際に「初心者対象」や「脱初心者」などの具体的なキーワードを載せ、応募してくるひとのレベルを制限した方が良いでしょう。

あくまで副業なので、本業に支障がでるほどストレスがあったらまずいですよね。

準備に取られる時間をよく考える

おそらく大抵のレッスンは60~90分程度、せいぜい120分くらいでしょう。

しかしレッスンの前には楽譜などの教材を用意したり、生徒さんのリクエスト曲の予習をしたりなど何かと準備に時間がかかることを忘れてはいけません。

ほかにもスタジオまでの往復や生徒さんとの日程調整などが想像以上に面倒です。

教材などは出来るだけ共通化して手間を少なくする工夫が必要です。しかし生徒さんの興味を保つためにはリクエスト曲などにも対応していかなければならないです。

イメージしてみてください。平日は本業の方をしっかりと頑張り、土日にもレッスンが入ります。自分は生徒を迎える側なので簡単な理由でレッスンを中止にはできませんし、逆に生徒さんはお客さんなので簡単な理由で休んだりします。

せっかく準備した楽譜が無駄になることもあります。

そんなもんでしょ?と思われるかもしれません。私もそのつもりで始めましたが、本業の方が少し忙しい時期になったりすると家に帰って楽譜を起こすことが辛く思うことが多々ありました。

自分が納得できる料金に設定する

音楽教室のレッスン料金は一時間あたり3000~5000円くらいが相場でしょうか。

もともと趣味でやっていた音楽がお金になるならば・・・とあまり稼ぐことを重要視していない人もいるかもしれませんね。(わたしもそういうタイプでした。)

レッスン料金の相場が5000円前後と書きましたが、実際に自分の元に入るのはそこから経費を差し引いた分です。

✔︎経費の例

  • スタジオ代
  • 電車代
1時間5000円のレッスンに仮にスタジオ代が2000円、電車代が400円かかったとすると。

5000円ー2000円ー400円=2600円

手元に入るのは2600円になってしまいます。結構いいじゃんと思いますか?

実際には上記したように準備時間や動時間なども稼働時間に含まれます。仮に準備時間を1時間、移動時間に往復1時間とするならば、2600円÷3時間=870円。 ・・時給870円です。

わたしが音楽講師を辞めた理由

わたしが辞めた理由は一言で言えば「割に合わない」からです。

アルバイト以下の稼ぎのわりに、生徒を抱える責任(簡単にやめられない、教えたことに対する責任)があり心理的にも重いです。

私はこれが割りに合わないと判断しリタイアしてしまいました。

何がダメだったのか

もっとリターンがあれば続けていたと思うのですが・・。

たとえば時給1500円をラインとすると、上の計算の場合レッスン代を6900円まで上げなければなりません。

プロでもない素人の副業レッスンにそこまで出すひとはおそらく居ないでしょう。仮にいたとしても申し訳なさすぎて逆にストレスになりそうです。

利率を上げるためのワザ

ではもっと利益を上げるために何かできることは無いのかというと、あります。

✔︎利益率を上げる方法

  • 自宅またはオンラインでレッスンを行う
  • グループレッスン
ひとつずつ説明します。

自宅またはオンラインでのレッスン

利益が食われている要因は経費の高さにあります。とくにスタジオ代です。

自宅やオンラインでレッスンを行えれば、スタジオ代がまるまる浮くので利率がグッと改善されます。

むしろ個人相手に行う場合にはこの方法でないとやってられないと思います。

グループレッスン

スタジオで行う場合でも、複数人をまとめてレッスンを行えれば経費は固定のまま、収入が増えるので利益が改善されます。

具体的なメリットデメリットを見てみます。(実際にやってないので想像です。)

✔︎グループレッスンのメリット

  • 準備が一回で済む(個人ごとの準備が不要)
  • 移動費が一回で済む
  • レッスンが一回で済む
  • 生徒同士のコミュニケーション、定着率UPが狙える
  • アンサンブルのレッスンが出来る

✔︎グループレッスンのデメリット

  • 合同レッスンを嫌がる生徒がいる
  • 生徒同士でレベル差がある
  • 生徒間のトラブル

最初こそ個人レッスンで教え方を学んだ方が良いかもしれませんが、慣れてきたらグリープレッスンにシフトしていった方が利益面では有利です

まとめ

私はもうリタイアモードになってしまっていたので続ける気が起きませんでしたが、これから講師を始められる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

現実的にはココナラなどのサービスを利用してオンラインで行うのが良さそうですね。