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社会人でバンドを始めるには?まずは音楽サークルに入ってみよう

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社会人になると自由な時間がとりにくくなり、バンド活動を続けるのが難しくなります。

練習ができなく前日に一夜漬けしてスタジオに行ったり、まったく練習が出来ずに当日なにも弾けなかったりなど、社会人バンドマンあるあるじゃないでしょうか。

もう気軽に演奏を楽しむことはできないのでしょうか?
いえいえそんなことはありません!

そんなあなたにオススメするのが、「音楽サークル」です。

かく言う私も社会人の音楽サークルを4つほど経験してまいりました。
忙しい皆様へ音楽サークルの魅力を紹介したいと思います。




音楽サークルってどんな活動をするの?

サークルといっても大学のサークルなどに突撃するような活動ではありません。

音楽好きの社会人メンバーが集まって、交流しながら演奏を楽しもうというグループです。まさに大学のサークルをそのまま社会人でやろうというものです。

ですので、普通のバンドと違い各パートごとにメンバーが数人ずつおり、ベースが5人いたり、ドラムが3人いたり、ギターばかり10人もいたりと基本的になんでもありです。(サークルのルールで人数制限しているところもあります)

なかにはサックスやパーカッションなど、バンドとしては珍しいパートも参加されていることもありとても賑やかになります。

人数はサークルの規模により様々ですが、私が過去に所属していたものだと10~25人くらいのグループが多く、活動内容としては、毎回曲を決めてみんなでバンドセッションして楽しむ、決め曲セッションが定番です。

社会人向けの音楽サークルは探してみると意外なほどにあり、with9やOURSOUNDSといったメンバー募集サイトで「サークル」とキーワードを入れるとヒットします。

まずはご自分の近所で活動しているサークルが無いかを探してみるとよいでしょう。

社会人でバンドを始めるならば音楽サークルに入ろう

さて、ここからはサークル活動に参加するメリットを紹介していきます。
とくに普段忙しく練習ができない方には、嬉しいものばかりなので是非ご覧ください。

1.都合の良いときだけ参加できる

社会人でバンドが続かない理由、それは何と言っても「時間が合わない」ことです。

どんなにスキルがあってもメンバー同士の時間があわずに、活動がグダってしまい解散するパターンが非常に多くみられます。

サークルでは同じパートの人が多くいるので、自分が参加できなくても変わりに演奏してくれる人がいます。

つまり、もしも都合が悪くなってしまった場合でも問題なく活動ができるということ。
裏を返せば、自分が参加したときでもメンバーが足りずに活動できない、というリスクがとても少ないです。

いつ参加してもよく、行かなくてもメンバーに迷惑がかからない。心理的にも負担がかかりにくいでしょう。

あまり休んでばっかりというわけにもいきませんが、メンバーも同じ社会人なので休むということに理解を得られやすいです。お互い様の精神、大人の対応です。

2.自分のやりたい曲に集中できる

せっかく参加できても曲の練習ができていないと演奏ができません。

サークルでは、毎月3~5曲程度の課題曲を決め、メンバーを入れ替えながら演奏するというスタイルが多いですが、とても全部を練習することは難しいでしょう。

そんなときでも、サークルならば自分が演奏できない曲も他のメンバーが変わりに演奏してくれるので、全部を自分で背負うことはありません。

課題曲の中には自分の趣味ではない曲や苦手な曲も含まれていることが多いです。こんなのは全部他の人に任せてしまい、安心して自分のやりたい曲だけに集中しましょう。

最悪だれも練習してきていない曲があっても、それ自体よくあることなので、出来る人たちでやるか次回に見送りになるだけです。

3.自分より上手い人と演奏ができる

趣味とはいえ演奏技術をどんどん磨いて行きたいものです。演奏のレベルアップを目指すならば自分よりも上手い人と演奏するのが一番です。

サークルには色々な経歴の人が集まります。
中には音大や専門卒、プロを目指している(いた)などガッツリ活動している人たちもおり、このような人たちと一緒に演奏できることで良い刺激となりモチベーションアップにもつながります。

不思議なことに、初心者歓迎とうたっているサークルでも必ず1~2人はガチ経歴の人がいます。

おそらく音楽はぼちぼちリタイアして、ゆるく楽しみたいというスタンスだとおもいますが、誰も弾けない(練習してない)課題曲を易々と弾いてくれたりするので、若輩者の立場からは大変にありがたい存在です。

4.初心者、ブランクありでも受け入れてくれる

みなさん大人なので、どこのサークルでも初心者を歓迎してくれるムードがあります。

社会人になってから楽器を始めた人や、仕事がひと段落して一度楽器を始めた人などなど
もしあなたが初心者やブランク開けだとしても臆することはありません。そのような人たちがゴロゴロいます。

ときにはこれから楽器を始めたいけれど取り合えず見学に来た。という方がいるほど、それくらい初心者にとっても優しい環境です。

サークル内には演奏を教えてくれる先輩方もいますので、まさに初心者にうってつけの場ではないでしょうか。これから楽器を始めたいと考えている場合にもサークルはお勧めできます。

ただし、サークルによっては経験者のみ募集といったところもあるかもしれませんので、募集要項をよく読んで、あらかじめ主催者に連絡しておくとスムーズですね。

5.音楽仲間が増える

社会人になると趣味の友人を作るのが難しくなると言いますが、サークルはそんな戯言と無縁です。
なんせ同じ趣味をもった大人たちの集まりなので、もう盛り上がるほかありません。

ただ知り合いが増えるだけに収まらず、メンバーが掛け持ちする他のサークルやバンド、その他音楽関係の知り合いと芋づる式に出会うことが出来き、自分の活動の範囲を広げるきっかけにもなります。

音楽活動は横のつながりがとても重要になるので、知り合いを増やしておくと演奏の誘いがあったり、自分のライブに来てもらったりなど色々な面で頼りになります。

サークルによってはスタジオ後の飲み会や演奏以外のイベントなどを行っているところもあるので、自分の好みとスタイルに合わせて参加していくと良いでしょう。

音楽サークルの選び方

冒頭に書いたように、サークルはWith9やOURSOUNDSなどで検索すると沢山ヒットします。
首都圏などではいくつもあるので、どれにしようか迷ってしまいます。
いくつか選ぶ際のポイントを説明します

1.社会人として常識のある募集文面

サークルはストレスがなく参加できる場でなければなりません。

サークルの募集要項は大抵そのサークルの主催者が書いており、文面を読むとおおよその人柄がわかります。
もしも募集要項がふざけた書き方をしてあったり、情報が極端に少ない場合などは注意が必要です。サークルの情報がうまく伝達されなかったり、主催者の気分で予定が変わったり、つまらないことに振り回されてしまうかもしれません。

募集要項に下の内容が書いてあればよいと思います。

・主催者のプロフィール 年齢、担当パートなど
・メンバー数、年齢層、パートごとの人数
・活動場所
・活動スパン 月に〇回
・演奏ジャンル、過去に演奏した曲など
・年間の予定、ライブの予定など
・サークルの雰囲気、初心者歓迎など

わからないことや、気になることはサイトを通して主催者に直接聞きましょう。
返信が極端に遅い場合などもちょっと怪しいので止めた方が賢明です。

2.自分よりも少しだけ年齢層が高い

自分と同年代のほうが話が合ってやりやすいと思うかもしれませんが、サークル活動としては少しだけ年齢が高いほうがやりやすくなると思います。

理由は、態度や生活に余裕があり、いざこざがおこらない
めです。

サークル活動に限らず、人が集まれば人間関係や金銭関係などのトラブルが大小起こるものですが、年齢が高いほどトラブルは起こりにくいです。

音楽を続けるのに余計なストレスがあってはいけませんので、これは重要です。
逆に自分よりも年齢層が低いと、ノリが若い、スタジオ代でもめるなどの問題に頭を抱えることがあるかもしれません。

年齢が離れると丁度良い距離感も生まれるので、互いに必要以上に干渉することも少なくなります。
もしもあなたが25歳ならば、25~35歳くらいのグループ、30歳ならば30~40歳くらいのグループと自分の年齢+10歳くらいが良いかと思います。

 

まとめ

社会人になった人の多くが「時間がない」という理由で楽器をやめてしまいます。
確かに働き始めると自由な時間はとても少なくなります。
それでも、サークルならばストレスを感じることなく自分の都合で参加ができ、同じ音楽仲間と会うことでリフレッシュにもなります。

私は就職後、一度はベースを置いてしまいましたが「折角身に着けた演奏技術が錆びていくのが勿体ない。老後の趣味にしたい。」と思い自分の出来る範囲で音楽活動を再開し、以降紆余曲折ありながらもベースを続けられています。

なかなか楽器を演奏する時間がとれない方はサークルを試してみてください。