「レッドウィングの手入れ方法が知りたい」
「革のブーツの手入れに必要な道具は?」
✔︎この記事の内容
- 革製ブーツのお手入れ方法
- レッドウィングのファイアーマンブーツを紹介
革製のブーツは履き続けていると汚れがつくだけでなく、革自体も痛んできます。
こちらは今回お手入れするブーツ、レッドウィングのファイアーマンブーツです。
全体的にくすんでいて、革もガサガサになりかけています・・。
ブーツは時々手入れしてあげることで、長く履き続けることができます。
ブーツのお手入れは10分もあればできますのでこの機会にやってみませんか。
実際脱ぎ履きしやすいのですごく便利。ジッパーだけでも販売されており、手持ちのブーツをファイアーマン風にアレンジすることもできます。
目次
必要な道具
今回使用した道具はこちらになります。
✔︎使用した道具
- ステインリムーバー
- ミンクオイル(純正でなくても可)
- 馬毛ブラシ
- 豚毛ブラシ
- 不要な布やタオル(汚れ落とし用)
ミンクオイルはレッドウィング純正のものがありますが、入手しにくいので普通の靴屋さんで販売されているものでも十分です。(ネットなら普通に買えます)
写真には汚れ落とし用のコットンタオルとキッチンペーパー(見切れてます)が写っていますが、繊維がブーツについたり、破れたりするので普通の布タオルの方が良いです。
ステインリムーバーは色々な種類のものが販売されていますが、私のおすすめはM.MOWBRAY。
水性でサラッとしており、少量でもしっかりと汚れが落ちてくれるのが特徴です。
出来るだけステインリムーバーを使用することをおすすめします。
革製ブーツのお手入れ方法
ブーツのお手入れ方法は以下の手順で行います。
✔︎手入れ方法
- 馬毛ブラシで埃を落とす
- ステインリムーバーで古い汚れを落とす
- ミンクオイルを塗る
- 豚毛ブラシでオイルをなじませる
一つずつ手順を追って説明します。
手順1 ブラシで埃を落とす
まずはブーツに付着した砂やホコリなどの大きな汚れをブラシで落としていきます。
柔らかい馬毛ブラシを使うことで細かい部分まで埃を除去しやすくなります。
ステッチ(縫い目部分)や腰革(靴紐を通すところ)のつなぎ目などの隙間に埃が溜まりやすいので、掻き出すようにして埃落としします。
手順2 ステインリムーバーで汚れ落とし
ブラシでだいたい埃が落ちたら、ステインリムーバーを使って表面に付着した細かい汚れや、古くなったオイルを落としていきます。
ステインリムーバーは少量を布タオルなどにとり、優しく撫でるようにしてブーツの表面の汚れを除去します。
軽く撫でるだけでこんなに汚れが落ちます。
汚れがひどいな。と思ったら何度か繰り返し拭き取っていきましょう。
写真左がステインリムーバーまで終わったもの。右側は何もしていない状態。
写真では少々わかりにくいですが、ブラシとステインリムーバーだけでもかなり見た目がさっぱりします。
手順3 オイルを塗り込む
ミンクオイルを塗る方法は2つあります。
✔︎オイルの塗り方
- 布にとって塗る
- 指にとって塗る
私は指にとって塗る方法で行っています。
少量を指先にとり、革に馴染ませるように塗り込んでいきます。
オイルは塗りすぎてもギトギトになって見た目が悪くなるので、少量を薄く伸ばすのがポイントです。
手順4 ブラシでオイルを馴染ませる
全体にオイルを塗り込んだら、豚毛ブラシを使ってさらに細かい部分にもオイルを広げていきます。
ステッチやつなぎ目など指の届かなかった部分などにもブラシしていきます。
全体をよくブラッシングしたら完成です。
左がお手入れ済み、右が何もしていない状態。(下の写真は右側が手入れ済みになります)
もう片方も同じように手入れをしておしまい!
汚れも落ちてさっぱり。ツヤも出てカッコよさが戻りました。
あとがき
以上がブーツのお手入れ方法についてでした。
道具が揃っていれば10分くらいで終わりますので、シーズンの変わり目などでお手入れしてから保管すると靴自体が長持ちしますよ。
シーズン中でもときどきメンテしたいですね。ぜひお試しを。