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とことん安く。端材をつかったパームレストの作り方




「キーボード用のパームレストが欲しい」
「市販品が地味に高い・・自分で作れないの?」

パームレストはホームセンターの材料で簡単に作れます。実際に作ってみたので作り方を紹介します。

✔︎この記事の内容

  • パームレストの作り方
  • 費用や必要な材料
  • かっこよく仕上げるためのコツ

メカニカルなどの高さのあるキーボードを使用していると、手首を置くための台(パームレスト、リストレスト)が欲しくなるもの。

パームレストはamazonなどでたくさん売られていますが、相場は1500〜3000円くらいと地味に高い。

クッション素材ならまだしも、ただの木片に3000円はなんだか納得いかない人も多いのでは。

木目の綺麗な木材は高いし、仕上げに手間がかかるのもわかる。それでも高いと感じる

そこで今回、ホームセンターで購入した木材とやすり、仕上げ用のオイルを使用して簡単なパームレストを作ってみたので作り方と合わせて紹介します。

クッションタイプか木材か

パームレストの種類はクッション性素材か木材の2パターンが主流。

クッションは柔らかく疲れにくいが蒸れやすく汚れも目立ちやすい。木材は硬い使い心地になるが丈夫で長く使える。どちらも好みなので色々試してみるといいかも。




今回作成したパームレスト

今回制作したパームレスト

最初に今回つくったパームレストを紹介。

✔︎今回作ったパームレスト

  • 材料費500〜1000円くらい
  • TKLサイズ
  • 制作時間30分くらい

近所のホームセンターで入手できる材料だけで制作。制作時間は30分もあれば作れます。

keychron k8がTKLサイズなのでこれに合わせてパームレストの大きさも調整しています。サイズを自由に調整できるのは自作のいいところ。

分離型キーボードとか市販でちょうどいいパームレストがないものでも自作なら自由自在

表面の保護のために家にあったワトコオイルのナチュラルを塗り込んだ、オイルフィニッシュに仕上げてみました。この辺りは好みで。

DIYパームレストの作り方

それでは実際の作り方を紹介していきます。といっても見たまんまですが。。。

✔︎パームレストの作り方

  1. ホームセンターで木材を入手
  2. やすりで角を丸める
  3. やすりで表面をひたすら研磨
  4. 塗装用オイルでオイルフィニッシュ
  5. ゴム足をつけて完成!

素材となる木はホームセンターで入手できるもので十分。その気になれば思い立ったその日に制作できます。

この作り方をみてイメージできたらホームセンターへGO

必要な材料をホームセンターで入手

今回使用した材料や道具はこちら。

✔︎パームレスト制作に必要なもの

  • 木材 ・・・200円くらい
  • 紙やすり ・・・500円くらい
  • 塗装用オイル ・・・1000円くらい
  • ゴム足 ・・・200円くらい

木材

木材は予めどのくらいのサイズにするかを考えておき、ホームセンターのカットサービスを使って狙いの寸法にしてもらうのが楽。

大きな木材をカットしてもらってもいいですが、大抵端材コーナーがあるので適当なサイズの木が見つかればここから選んだ方が安く仕上がります。

1カット50円くらいで切ってもらえる。自分でやると時間かかるし綺麗にならないのでやってもらおう

塗装用オイル

また塗装についても色々方法がありますが、簡単で失敗しにくいのがオイルフィニッシュと呼ばれる方法。

着色オイルを材木に塗り込むだけなので初心者でも簡単。今回私はベース(楽器)の改造で使用したワトコオイルのナチュラルカラーの残りがあったのでこれを使用しました。

本当は着色オイルを使用した方がかっこよく仕上がるので、好みの色味のオイルを選んでみてください。

紙やすり

木材の表面を研磨するためのやすりです。番手違いで何枚かあると作業性もよく綺麗に仕上がります。

今回は、#200、#400、#600、#1000をそれぞれ2枚ずつ準備しました。一枚50~70円くらいで購入できるので、大体500円くらいで揃います。

紙やすりは手で磨いてもいいですが、あて木(やすりを巻いて使用する面のでているブロック)があると作業性が良いです。

カットした端材や家にある適当なものでも良いので手に収まるくらいのサイズのブロックを探しましょう。

と言っておいてちょうどいいブロックがなかったので、あて木なしでやりました

ゴム足

いくらやすりで綺麗にしても多少木材が歪んでいるので、デスクに置いたときにガタガタしてしまいます。

これを防ぐためにゴム足をつけてあがるといい感じに仕上がります。デスクも傷つける心配がなくぜひ取り付けたい。

ホームセンターで200円程度で購入できるので適当なものを選んで購入しておきましょう。フェルトなどでも良いかもしれません。

やすりで木材の角をまるめる

カットしたばかりの木材は角が尖っていて、そのまま使うと手を置いた時に痛い。

早速やすりを使って角を丸めていきます。大きく削る時は番手の小さなやすりを使用します。

#200のやすりをつかって角を落としていきましょう。

手で触って痛くない程度にまるまればOK

パームレストに傾斜をつけたり大きく加工したい場合はこの時点で加工してしまいます。このあとの仕上げ研磨をしてから形を変えるのは面倒なので、今のうちに加工しておこう。

やすりで表面を滑らかに仕上げる

パームレストの形ができたら、あとは目の細かいやすりで表面を磨いていきます。

だんだんと番手を上げていき、#1000で全体が滑らかに仕上がったら完成(こだわるならばもっと番手を上げてもOK)。

この工程をどれだけ丁寧に行うかで仕上がり具合が変わってくるので、時間をかけてしっかり研磨仕上げするのがポイント。

ここをどれだけ力いれるかでスベスベ手触りかザラザラ手触りか変わってくる

ちなみに、塗装後の磨き研磨で#1000(以上)のやすりを1枚使用するので全部は使い切らず、一枚だけ残しておきます。

オイルフィニッシュで塗装

塗装方法は色々とありますが、オイルを塗り込むだけのオイルフィニッシュが失敗しにくくおすすめ。

オイルフィニッシュは専用のオイルを適量布にとり、木材に染み込ませるように塗っていくことでオイルの皮膜が作られます

汚れやカビなどを抑えてくれる効果があるので、見た目だけでなく機能面でも塗装はしておいた方がベター。

完全に乾くまで1~2週間かかるけど手で触ってベトつかなければとりあえず完成扱いでOK

ちなみに着色タイプを使えば味気ない木材も風合いのある仕上がりに。乾燥させたあとに2度塗りすることで色合いを調整可能です。

塗装用オイルもホームセンターで1000~2000円程度で購入できるので合わせて購入しておこう。

乾燥後に際研磨

この工程は綺麗に仕上げるための+α工程となります。面倒ならばやらなくてもOK。

塗装時に木材の表面が毛羽立つことがあり、わずかな凹凸ができてしまい肌触りが悪くなってしまうことがあります。

そこで、#1000以上の細かい紙やすりを使用して、塗装後の表面を再度研磨することで余計な毛羽立ちを除去しすべすべ手触りの仕上がりにすることが可能。

表面がスベスベだと気持ちいいので余裕があればぜひ綺麗に仕上げてほしい

ゴム足をつけたら完成!

オイルがある程度乾いて手で触れるようになったら、最後に裏面にゴム足を貼り付けて完成です。

デスクを傷つけなければいいので、フェルトなどでも代用可能。

滑った方がいいか、固定されている方がいいかで足の素材は適当に選んでみてください。

自作パームレストを使ってみた感想

材料費数百円(塗装用オイルは家にあったので安上がり)で制作したパームレストですが、使い心地は最高。

✔︎自作パームレストの感想

  • 普通にパームレストとして使える
  • 自作ならではの愛着
  • 汚れたり故障したときに自分で修理できる

まずはパームレストとして使えるかですが、全く問題なく使えます。やっぱり高いお金を出して市販品を買うよりも作った方が安上がりに同等品ができます。

自分で作ったという愛着もあるので、なんとなく使っていて嬉しい気分になりますし、汚れてきたときも表面を軽く削って再塗装すればいいだけなので自分でメンテナンスも可能。

簡単なDIYだけど自分で作るのもいいよね

パソコン作業中にふと木材やオイルの香りが感じられるのも、なんかいい感じです。

まとめ【パームレストは簡単に自作できる】

今回、市販品の値段に納得いかないというところを起点にパームレストの自作をやってみました。結果、想像以上に簡単に使えるものができたので大満足。

✔︎自作パームレストを作ってみたまとめ

  • ホームセンターの材料1000円くらいで制作可能
  • 制作時間は1時間くらい
  • 実用的で愛着のあるパームレストが作れる

思い立ったその日に作れるので、この記事を読んで「作ってみたいかも?」と思ったらぜひ挑戦してみてほしいです。

予定のない休日のいい暇つぶしにもなります(なりました)

ネットで調べると色々アレンジしながら制作している方々がいるので、参考にしながらお気に入りのパームレストを作ってみてください。